勤め人卒業済の皆さんが気になる時期

働き方

他の有名投資家の卒業後の進路

私と同世代の投資家にマッツンさんがいる。

健美家ではちょくちょくお見掛けするが、
ブログの更新は完全にストップしている。
2023年6月以降、更新がない。

生きているのかどうか不安になるレベルだ(笑)

さて、マッツンさんも不動産CF150~200万と言ったところで
引退をキメたと思う。
月100万では若干不足するものの、
150万あれば盤石、200万なら鉄板という感じだ。
私と妻で合わせて何とか200万/月届かないくらいのCFだ。

自宅を持っていないので、
今の社宅を同一条件で借りられるか?とか、
些末な問題はあるものの、
引退の確実性が高まるにつれて、
勤め人卒業後の皆さんの生活が気になっている。

勤め人をしていない。
というだけで、皆、十人十色だというのが正直な感想だ。
加藤先生は執筆、講演、Voicyを手に入れてからはDJを楽しんでいらっしゃるようだ。
無論、土地の開拓など、不動産活動も抜かりない。
聖丁は起業しつつ、ネット芸人もしっかり続けられている。
どエンドさんは大家業界では並ぶものがないエンターテイナーである。

ふんどし王子、ポールさんという富山の若き天才も、
不動産業を主軸としながら、ネット芸人活動もしている。
当然本業である不動産業を拡大しつつ、の話。

他の投資家は情報発信をしていないから「見えない」だけで、
当然のように大家業を拡大しているのだろう。
難しいことを考える必要はなくて、
今やっているビジネスを拡大させていけばいいだけの話だと思っている。

問題なのは、
大家業は普通にビジネスを拡大させるために頑張ったとしても、
なお、「時間が余る」という問題に尽きると思う。
だからこそ、加藤先生、聖丁、ふんどし王子、ポールさんが他の活動をしているのである。

さすれば私は何をするべきか?
ということになる。

とりあえず辞めてから考える。で、良い。

他にやることも思いつかないし、
勤め人を続けておこうか‥‥。
というのが、平均的な結論であろうし、
また、私もそのようなツマラナイ判断をしている。

実際は、
「辞めてから考えればいい」
そう思い始めている。

とりあえず辞めて、自由な時間を確保して、思索にふけって
生活を整えてから、やりたいことは思いつくものだ。
学生時代を思い出してみればいい。
自由な時間があってこそ、
やるべきことが見つかる。

私のように詰め込み学習、部活と、忙しくしていたら、
思索する時間がなく、上がった偏差値に応じた大学に行く。
まあ文系なら法学部が一番いいだろ。
くらいの、雑な判断をしてしまうのである。
法学部行くなら司法試験だろ?
程度である。
思想が足りんのだ。圧倒的に。

そのツケは今もまだ、引きずっている。
間違いなく。
中途半端に昇給を追うから、
不動産業の拡大が遅い。
結果、45歳にもなって、どっちつかずな年収なのである。
考えに考えた結果、400万+400万で年収を800万に上げるという作戦を立てたのは良いが、
その28歳の時の作戦のまま、45歳まで戦略の練り直しをしていないから、
こういう中途半端なことになるのだ。

不動産で突き抜ける。
という意思決定がなされなかったことが、
今のこの中途半端さなのだと思っている。

そして、「勤め人卒業後にやるべきことが見つからない」
という免罪符を盾にして、
ダラダラと勤め人を継続している現在の私の意思決定の質の低さにつながっているのであろう。

その意味で、今、私に必要なことは、
「とりあえず辞める。1年はフラフラしながら考える」
この判断だと思うのだ。

ぼーっとしていると50歳をすぐに超える。
次は60が見えてくる。

そんな生き方をしていると、私はすぐに50歳を超えるだろう。
50歳を超えたら、三男も高校生に上がる。
長男は大学生だ。
一番金がかかる時期でもあるし、ますます勤め人を辞めにくくなるのではなかろうか?
全員の卒業を待つと、結局57歳になってしまうぞ。
57歳まで勤め人をやってしまったら、
ここまで来たら60歳まで居るか…。

というさらに稚拙な意思決定を下すだろう。
それでいいのか!!!!
私には分からない。

ただ、今の給与水準で60歳まで引っ張れたとしたら、
不動産の規模拡大も相まって、
資産規模は8億、純資産4億に達する。
これは90%以上の確率で達成すると思う。

しかしだな

ここまで拡大して一体何をすると言うのか?
何でもできる。
何でもできるが、何も思い浮かばない。
なぜか?

それは勤め人の仕事をやったことで満足して、
挑戦する気持ちが出てこないからだ。

他人の資本形成のために労働して、
「達成感」を得ているだけなのだ。
それは偽物の達成感だ。

エロ動画を見てオナニーをするが如き達成感。
オスとしての闘争本能をギャンブルで散らしてしまうような愚行。
ストレスを安居酒屋で飲んで発散するような愚行だ。

確かに勤め人大家としてやってきた
28歳の私のプランはソコソコうまくいった。
60歳まで回したら、総資産8億、純資産4億まで拡大するプランだった。

そのまま走るのもいいが、
還暦を迎えて4億の純資産を持って退職。
恵まれた人生ではあるが‥‥。

スパッと見切りを付けられないのも私の人生らしいと言えば、らしい。
ただ、60歳までは無理だろう。
勤め先の社長の引退までは勤め人を続ける。
と、決めているのだが、私が60歳の時、社長は75歳である。
そこまでやるとは思えない。

既に期限は決められたのだ。

をはり