働かない家族は田舎へ送る

落とし穴

私の友人には妻が専業主婦、
子供二人、
都心のマンション住まいというパターンの高給取りがいる。

そもそも都心のマンションを買って、
嫁が専業主婦でやっていける。
という時点で
年収は1,000万円では全く足りない。

正確には分からないが、その友人家族は
車は持っていないものの、
マンションの価格は1億円弱であろうし、
住宅ローンの返済額は
毎月30万円内外ではなかろうか?

さらに当然エリートの彼は
子供も中学受験と言うわけで、コストもかかる。

私が不動産投資をしていることを彼は知っており、
会うたびに月次のフリーキャッシュフローが
拡大している様子を聞いて、驚いている。

最後にエリートサラリーマンの稼ぎを
勤め人+アルファで上回った時、
彼もやっと「不動産投資を教えてくれ」と、言い出した。

喜んで教えたところ、
江戸川区に8%の1棟マンションを買っていた。

イマイチな物件ではあるが、
1件目で6千万円8%で、23区内であればまぁ良いだろう。
1件目はオープン戦のようなものだ(by加藤ひろゆき先生)

彼は今、一生懸命賃貸経営を学んでいる。
彼も管理会社に不満があって、
管理会社を足で回って探し、変更していた。

「青春」してる!
もとい、「大家」してる!

というほほえましい一件であった。





さて、芸人の鬼嫁が、
旦那の稼ぎを管理して、
旦那は事務所を通さない営業に邁進して、
小遣い稼ぎをしていた。

その結果営業相手が犯罪者で、
業界をひっくり返したような問題になる。
という事件がありましたが。

「その嫁、都心に住まなくていいんじゃないか」問題。
「田舎に住んで差額を旦那に使わせてやれよ」問題。
「芸人なんだから付き合いもあるしゴチしなきゃいけないこともあるだろうに」問題。

私は大いに疑問視しています。
嫁子供は‥‥田舎に住ませて、自分は仕事があるから都心。
これでいいと思います。

具体例は「私」です。
私は家族が千葉に住んでおり、
子供が3人もいるので、5LDKの戸建を借りて住んでおります。

家族を都心部の教育環境が良い場所に連れてこようかと思って物件を見たら。

↑こんな感じでしたよ。
文京区で広めのやつね。これでも築43年ですって奧さん!

千葉駅付近の戸建と同じレベルの物件を文京区で探したら50万円ですよ?
50マン、それも5年の定期借家。

狭いマンションで我慢しろ!
と、言う説もありますけど、それでも30万円コース。

いやいやいやいやいやいやいやいや

都心で嫁子供を養う意味って何???????

「家族は一緒に暮らすべき」って言うならば、
海上自衛隊の家族に謝れ!
総合商社で夫が世界を飛び回っている家族に謝れ!
マグロの遠洋漁業に出て家族を養っている漁師に謝れ!

って話ですわ。

私の自宅は千葉駅のあたりですが、
家賃は18万円、借上社宅なので8万円の補助金がでて、実質10万円で同じ広さの家に住んでいます。

まあ私の友人のエリサーに言いたいのはこういうことです。
『30万円の家賃(住宅ローン)を払って都心に家族で住まなくていい。』

嫁子供は東北に行けとは言いませんけど、
湘南の方に送ればいいじゃないですか。
教育だって名門「湘南高校」がありますよ。

もしくは水戸、水戸一高という名門高校もあります。
そこに家族が住めば、おそらく豪邸に住めます。
億ションの予算の1/3で同じレベルの住まいに住めますわ。

そして15万円で神奈川の西の方面に住ませて、
自分は勤務先へ徒歩5分のワンルームを借りるのですよ。
10万円もあれば諸費用混みで十分でしょう。

そうして決戦のために勤め人の労働力を温存しておいて、
不動産投資をしろと。
そういう話を今日はしたかったのです。

書いたらスッキリしました。
皆さんありがとうございます。

共働きで二人とも勤務先が都心、
「さらに転勤がない」って話であれば、
都心のマンションもいいかもしれませんが、
専業主婦(夫)の配偶者と子供を
都心で養う意味は100%ありません。

地方で教育環境が良いところに置いて、
自分は通勤で消耗しないように都心の狭い安いマンションで寝る。
これが最強。
勤め人卒業迄はそうやって労働力を温存するのです!

をはり




4 件のコメント

  • こんにちは。いつもブログやTwitter拝見して勉強させて頂いております。
    私は28歳の所謂高学歴エリートサラリーマンです。昨年結婚し、妻も28歳のエリートサラリーマンです。
    世帯所得は1,100万円、都内の借上社宅1LDKに月6万円で住んでいます。
    金融資産は現時点では800万円程度(現金500万、残りは確定拠出年金と積立NISA)ですが、今後毎年少なくとも300〜400万円程投資に回す余裕があります。
    都心タワマンに住み、子供をお受験させ、日々隣人や同僚とマウンティング合戦に勤しむというレッドオーシャンな生き方で消耗したくないと夫婦ともに考えており、さっさと経済的自由を手に入れて実家の田舎で伸び伸びと暮らしたいと思っています。
    ただし子供は2人欲しいと思っており、いつ子供を作るか非常に悩んでおります。
    SATさんならばどういう戦略を描きますか?
    何卒宜しくお願いいたします。

    • 万次郎さん
      「勝ち組新婚さんいらっしゃい。」
      という番組に出演できそうですね。

      おめでとうございます。
      まずはここまでの人生、一生懸命勉強を頑張り、
      大卒後も真面目にコツコツ生きてきたというその実績。
      誇れることだと思います。

      さて、今後もエリート勤め人のダブルワークというスタイルを貫くのが基本シナリオでしょう。
      ただし、今後30代を迎え、会社としても稼ぎ頭として、
      これまで育成のために費やしたコストの100倍を稼いでもらうべく、
      最前線の戦場に送られることでしょう。
      これは大企業であっても変わりないかと思います。

      この争いを避けて経済的自由を手に入れる最終目標を実現させるためには、
      やはり不動産が良いでしょう。
      現金は温存しつつ、まずはリフォーム済みの貸家を1件
      中古で買い、不動産の1歩目を踏み出しましょう。

      エリア的には武蔵野線の内側のエリアが良いと思います。
      現金は100万円程度、残りは借入でまかないます。
      日本政策金融公庫でスタートしましょう。

      毎月の手残りはほとんどないと思いますが、
      1件目で不動産の経験値を積みましょう。
      3カ月程でコツが掴めると思いますので、
      2件目からは首都圏アパートに進むもよし、
      そのまま戸建を増やすもよし、
      地方RCへ規模を拡大するも良いと思います。
      不動産が肌に合わないようであれば他の投資もありえるかと思います。
      経済的自由に関しては5年もあればいい線いくのではないでしょうか?

      既にご結婚をしているようですので、
      さすがの私も独身に戻れとは言えません(笑)。

      お子様は奥様のご年齢とも相談しつつ、
      産休⇒育休⇒産休⇒育休の必殺コンボを使い、
      勤務先に所属したまま、出産を終わらせるのがいいでしょう。
      出産は女性にとっては早い方がいいと思います。
      これは間違いありません。
      10代後半がベストなので、個人的には今すぐですが、
      奥様のキャリアプランと相談して決めて参りましょう。

      最重要なことは
      ① 家を買わない。先に資産を買う。
      ② 勤め人の消耗戦に参加しない。(出世競争、全人格労働)
      ③ 固定費を増やさない(車、家、高級家具などを買わない)
      ④ 過度な教育投資を避ける。

      これらが大事です。
      既に勤め人だけで、支出をコントロールするだけでも
      人並み以上の経済力は獲得できるわけですから
      まずはそれが1stステップ。

      あとは浮いた資金で資産(貸家がおすすめ)を買い進めるだけです。

      私は28歳で年収350万円。貯金ゼロでした。
      それでも37歳では年収2500万、不動産10室までいけましたので、
      万次郎さんなら35歳を目標に、CF2,000万円以上で
      勤め人は卒業できるだけの状況を楽勝で作れるでしょう。

      是非5か年計画を書いてください。
      あとはそれを実行するだけです。

      • SATさん
        非常に有益なアドバイスありがとうございます。
        手堅く小さく不動産を始め、経験値を稼ぐという方針のもと、まずは1軒目の購入を考えてみたいと思います。
        経済的自由を手に入れるまでは、まわりのエリサー達に流されず臥薪嘗胆、着々と勤め人パワーを温存したいと思います。

        • 万次郎さん
          ご理解頂きありがとうございます。
          1件目を取り組んだ後、万次郎さんの脳が勝手に次はどの物件にすべきかの結論を出すと思います。
          1件目はきっかけに過ぎません。
          しかしキッカケがなければ始まりません。
          そう、奥様との出会いのようにですね。

          どんな化学反応が起きるか楽しみにしております。

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