債権者から逃げる方法

債権回収

借金取りが教える借金から逃げ切る方法
簡単に2つだけ。
特に2つめは私ならでわの切り口で。

破産

原則これ

借金を踏み倒して、チャラにする、最もオーソドックスな方法です。
各地に設置されている法テラスと言うところへ行ってください。
後は弁護士へ費用と報酬をお支払いして破産すればOK。
これが一番いい方法です。

デメリット

税理士や宅建士、弁護士や司法書士という資格は失われるのですが、
そんな資格もない人には関係ありません。
あらゆる資産が処分されてしまうので、不動産を持っていたら売って、債権者へ払いますので
自分名義の財産は全て失うと思って間違いありません。
例え自宅であっても先祖代々の家でも売らざるを得ないので、
どうしても売りたくない場合には、「相場価格で」
親戚や家族へ売っておくといいでしょう。
代金は債権者に払いましょう。
これを不当に安く売ったり、代金を隠すと詐害行為と言われて回収される羽目になります。

これが基本!

そもそもですが!
カネを借りて、浪費してしまう。
大幅な損失を出してしまう人、投資とかビジネスで成功する能力がない人です。
返せないほど借りてしまう時点で、もう無理なのであきらめましょう。
諦められないのであれば、
借金をしないで自己資金でやれる方法を考えてください。
一旦破産してリセット。
これでいいでしょう。

民事再生

サラリーマンで持ち家を手放さない人専用

サラリーマンで、持ち家にそのまま住む必要がある人専用です。
しかし、破産して賃貸住宅に済めばいいので、
個人的には賃貸住宅に住んだ方がいいと思うので、
破産すればいいと思います。

会社経営者の場合

そもそもビジネス自体が黒字であるものの、
特殊要因で過大な債務を背負った会社専用です。

さらにビジネス自体が順調であれば、事業自体を売らされて債権者に弁済するケースもあるので
オーナーシップを失うことになります。
民事再生で、自分で持ち続けるケースも確かにあります。
これは個別具体的な会社の状況によるので専門家にお尋ねください。

個人ではあまり縁がない

個人で民事再生はあまり縁がないと思います。
選択肢から除外してもいいでしょう。

逃げ切る

破産したくない

そもそも「えっ?」って感じです。
破産したくないってどういうことでしょうか?

と、聞きたい気がしますが。
破産をしないで逃げ切りたいという人。
そんな例を出すのは私だけではないかと思います。
私が債権者として実際にやられたことを示します。

行方不明

これです。
これはどうしようもありません。
債権者が回収を諦めるのは99.9%このケースです。

具体的にはどうするかというと、
皆さんあまり知らないかもしれませんが、
債権者は債務者の住民票を見ることができるのです。

私にお金を貸している
三井住友トラストローンアンドファイナンスは
好きな時に私の住所を調べることができるのです。
役所も「個人情報保護法!」とか言いません。
普通に開示します。

恐らく法律の根拠があるのだと思いますが、
詳しくは知りません。
回収マンは回収部署に所属してすぐ、
当たり前のようにやる作業です。

要するにこの
「住民票から住所を追えなくする」
これをやられると一発でダメです。

住民票を捨てるという事

住民票の登録住所に住んでいないとどうしようもありません。

まず、督促状が届きません。
督促状が届かないだけなら構いませんが、
時効を止めるための裁判手続きができません。

裁判手続は、訴状の送達というのが必要なので、
住所がない相手ですと、「公示送達」という手段を取らないといけませんが、
これにカネがかかります。

そもそも財産もないし、定職もつかないような人間に、
公示送達の費用をかけて裁判をしても割に合わないのであきらめる。

このような流れになることがほとんどです。
よって住民票を捨てられるとどうしようもありません。
債権者としてはお手上げです。

住民票を捨てるデメリット

日本国民であることを諦めるに近いと思います。
債権者も住所を把握できませんが、
公的機関も把握できません。
よって、年金、社会保障なども捨てることになるので、
国家からのあらゆるサービスを諦めることと同じ意味です。

このデメリットを捨ててまで債権者から逃げるメリットがあるのでしょうか…。

まとめ!

債権者から逃げる方法は2つ、破産と行方不明。
これだけです。

他にも「任意整理」という手段もありますけど、

これに債権者が応じるのはそれなりの「事情」がある人だけです。
そんな事情がある人は弁護士に相談できるでしょうから、
是非相談をしてみることですね。
私のような借金取りに尋ねるまでもございませんでしょう。

※ちなみに破産せずに債権者から逃げ切りつつ、なんと社会保障を捨てなくて済む方法もあります。
ですが、これは裏技中の裏技なので絶対にインターネットには書けません。

(これは有料で販売する流れでは!?と思ったあなた!売りません(笑))

「だったら言うな」という話ですが、知りたい人は気合入れて調べなさい。