人生は短いが、無理をしてはいけない

人生に意味はない

人は何のために生きるのか？
私の人生の意味は何か？

よく考えてしまうテーマです。

しかし、私は人生の意味はない。

と、思っています。
「人生」それ自体に意味はありません。

例えば、イスラムの国家に産まれ、
過激な教育を受けて、
欧米諸国で自爆テロをする人生もあるし、
産まれながらしにて持病を抱えて死ぬこともあります。
そんな人生には、私が語れる意味などはありません。

ただ、それぞれが、それぞれの意味を与えることはできるでしょう。
各自が勝手に意味を与るだけの話なのだと思います。

つまり人生に意味はなく、
意味を与えるも与えないも自分が好きなように与えれば良いと言うだけの話。

人生の目的とは？

自分が何のために生きるのか？
これも実にバカバカしい議論。

「好きなように生きる」
これでいいのです。

実は私も若い頃は、
「人生の目的は成功である」
として、

弁護士を目指してみたり、
不動産屋に入って一発逆転を狙ったり、
不動産投資をして金持ちになってやろうと思っていました。

しかし、
いざ年収が日本人全体の上位１％まで到達してみると。

何も変化はありません。
特別な感慨もなし。

仮に、この先、家賃年収が1億円になっても、
勤め人を卒業しても、
恐らく大きな心境の変化はないと思います。

では、私にとっての人生の目標とは何でしょうか？
回答はこれ！

「毎日を全力で楽しむ」

これです。
嫌なことはせず、
今、この瞬間、自分が楽しめることをする。
これが私の今の人生の目標となっています。

万人に当てはまる人生の目的、それは「今、この人生を楽しむ」
これしかありません。

子供の教育とか将来はどうするの？

『子供と一緒にいることが人生の楽しみ』
とか。
そんなことを言う人がいます。

いやいや、
子供からしてみたら、
親にいつまでも監視されるような人生は「マッぴらごめん」
でしょう。
ウザいよオッサン、オバサン！
と思うだけです。

自分の人生の方向性を見失って、
自分の子供に、自分の「ツマラナイ人生」の尻ぬぐいを押し付ける。
それが

「子供に期待する」親の正体だと
私は思っています。

「お前のツマラナイ人生の責任を子供に押し付けるな」

私はそれを声を大にして言いたいと思います。
教育費がかかるのは多少嫌ですが、
私も親から教育費を掛けてもらったので、
文句は言えません。

しかし、
勉強するもしないも、本人の希望次第。
私から何かを強制することはありません。

好きなように勉強したらいいし、
大学へ行かなくても構いません。
ニューハーフになろうと、
タリバンに参加しようと、
最終的には子供自身が決めたら良いことです。
（まあタリバンになるのは全力で止めますが）

一生けん命生きなくてもよい

それはお前が成功しているから言えるんだ！

という声が聞こえます。
確かにそういう一面はあるでしょう。
私が「一生懸命生きなくていい」と思えるようになったのは
実際に成功したからである。

それは分かっています。
それでもなお、
一生懸命生きたくないのに、
一生懸命生きないといけないと自分を追い込むのは間違っています。

路上生活をしている人。
収入がゼロでも、衣食住に困らず生きて居られてむしろ幸せかもしれません。
大事なことは
「今、この一瞬を全力でエンジョイしているのか？」

これに尽きます。
家賃収入が1億円ある人、
世界中を旅行しながら楽しく暮らす人生。
パチンコに毎日通って借金まみれの人生。

どれも
「本人がエンジョイしているのであればALL　OK」
だと思います。

私はずっと部活動を一生懸命やる学生であり、
勉強も頑張る学生でした。
難関資格にも挑戦するマインドもあり、
挫折しても復活しようと挑戦してきました。

しかし、
今、結婚し、子孫を作り、十分な収入を得ましたが、
果たして今のこの自分の状態は、
心から自分がやりたかったことなのか？
という疑問が湧いてきました。

今の私の状況は、
親、世間、社会の多数派が「成功者」と呼んでいる
まさに概念に対して、自分を近づけていったに過ぎないのでは？
と思うようになりました。

他人が決めた幸せの定義に従っていないか？

つまり、高学歴＝早稲田大学卒
高年収　年収〇〇万円
勤め人＋アルファ　より高年収
立派な社会人　結婚して子供を育てている

これらは実は、私の夢ではありませんでした。
これらは
「世間がいわゆる成功者」
としている定義に沿って人生を組み立ててきたにすぎない。
と、今ならば言えます。

その証拠に、
世間の成功者の平均値に到達した今、
私は虚無になりました。
全てが虚無です。
手に入れてしまったら、その先が見えなくなってしまったのです。

かと言って、自分が成し遂げたことを失敗とは思わない。

確かに将来への分かりやすい目標は失ってしまいました。
そして今の私の目標は

「今、したいことをする」

というものに変わりました。
そして、重要なことは
「今、したいことができるベースがある」
この圧倒的な事実です。

今朝、目覚めて、やりたいようにやれる人生がこの手の中にあります。
確かに勤め人という立場ではありますが、
私の勤め先は自分で仕事を組み立てることができる職場です。

明日、どのプロジェクトの何を遂行するかは自由です。
（結果が出ていれば）
その意味では、時間ばかり拘束される奴隷的勤め人とは
くらべものにならない自由度です。

Youtubeを撮影する必要もないし、
ブログをかかなければいけないこともなし。
何とか攻略の教科書をNoteで売る必要もない。

世間的には「高度な専門職」ともてはやされる仕事でもある。
であればこそ、
私がこれまで努力して積み上げたもの。
成し遂げた成果には満足しているのであります。