ビットコインが爆上げ中だって?

落とし穴

仮想通貨といえば‥‥

仮想通貨と言えば、尊師。
イケハヤ尊師である。

風の噂でBITCOINが値上がりしていると聞いたので、
仮想通貨で荒稼ぎしたというイケハヤ尊師もさぞ大騒ぎであろうと思ったら、
そうだ…

私はTwitterをイケハヤ尊師にブロックされていたのだ。

しばらく見ないうちに聖帝にインスパイアされたようで、
商品を作れっておパクリなさっています。

ブログも見たら怪しいサプリも売っているようで、
聖帝の化粧品にも触発されたようです(笑)。

イケハヤ尊師すらパクってしまう、聖帝。
スゴイ、本物、しびれる、あこがれるぅ!

さて

クダラナイことはさておき、
当然、私のブログを読む人は、ビットコインなどというものに手を出してはいないと思うが、こんなもので資本主義ゲームを勝てると思ったら大間違いである。

ビットコインって何?

実は私も知らない。

知る気もない。
ブロックチェーンとか何とかマイニングとか一通り情報には接したものの、
理解できなかった。

そもそも通貨の発行は国家の専売特許であり、
通貨の偽造は重罪である。
通貨の価値の源泉は「金(ゴールド)」であったが、
現代では国家の信用力そのもの。

ビットコインに何の信用力があるのか?
決済に使えるかというとそうでもない。
コンビニに行ってもビットコインでは支払えない。
nanacoポイントであれば使える。
Tポイントも使える。
Suicaも使える。
しかしビットコインでは何も買えない。

こんなものは「投機」であり、
過去何度も繰り返されたバブルの1つであると思った方が良い。

値上がりを私が知った時点で「仕掛けた人間」の「仕込み」は終わっている。
こんなゴミですらないものに、現実のキャッシュを突っ込むのは
愚かである。
さっさとやめてしまおう。

アホがたくさん買いに行った時には、
「仕掛けた人間」が売り、現実の通過を手にするのである。
これに手を出してはいけない。

不動産も「投機」の対象になる。

当然私のメイン事業である、
「不動産」も、投機の対象になる。

投機と投資の違いは何だろう?
なぜビットコインは投機で、不動産は投資なのか?

言葉の定義は大切である。
私は投機を「価値の伴わない差益を狙う行為」と定義している。
一方投資とは「価値が伴う利益を狙う行為」と定義する。

バブル期のワンルームマンションが5,000万円/1室に高騰した事例。
これを投機の目で見れば、
もっと値上がりするだろうから、「買う」
という判断もあり得る。
実際値上がりして、8,000万円になって、売却し、
3,000万円の利益を得たとしたらこれは投資なのか?
否、である。

ワンルーム1室の家賃はせいぜい7万円程度であろう(新築)。
年間の家賃収入は84万円、利回りはグロスで1.68%である。
これでは利回りが低すぎて投資にならない。
よって買わない。
これが投資家的な判断だ。

ビジネスとは「安定、継続的に収益を獲得する行為」でなければならない。
その点で投資はビジネスであるともいえる。
投機はその本質が「上がるか、下がるか」のギャンブルだ。

価値が伴う利益を獲得する行為をしよう。

そんな私も値上がりするから買うこともある

私は再建築不可戸建を買う。
これも私の言葉の定義からは投機的な行為であると言える。

私が最近買ってきた都内及びその近郊の再建築不可戸建などは投機的な意味合いがある。
安く買って、将来再建築可能になるイベントが発生してくれれば、
値上がりすることになるのである。
600万円で買った再建築不可戸建の隣の土地もいつか買えれば、
その価格は2,000万円になることもありえる。

これを狙って買いに行くのは極めて投機的な意味合いを持つ。
実際に隣の土地を買えたこともあるが、
いつ実現するかもわからない隣地の買取という事象に賭けるのはあまり賢いとは言えない。

重要なのは、「再建築不可」という悪条件により
「安く買う」ということである。
600万円で買い、月9万円で貸すことができれば、利回りは18%に達する。
私が狙っているのは主にこの点である。
大事なのは建物!

再建築不可物件であっても、住むことはできる。
住むという機能は再建築不可であろうと、なかろうと、不変なのである。
よって住むという機能の対価である家賃はほとんど変わらない。
家賃(分子)が変わらず、物件価格(分母)が小さいならば、
物件価格が小さい方が利回りが高くなる。

単純な話である。
そして家賃を長期間回収していくことで利益を獲得していくのが、
私の主な目的である。
投機的な意味が加わることは悪いことではない。
しかし、投機目的「だけ」で投資するのは愚策だ。
投機目的は常に投資に劣後する。
存在しなくても構わないものだ。

投機 < 投資 < ビジネス

このような関係にあると思っていいだろう。
より、目指すべきはビジネスだ!

ビジネスも投資も、長期的に安定的な利益を獲得する行為。
投資を超える概念であるが、
ビジネスには投資にはない1つの要素がある。
それは「貢献」であり、顧客からの「感謝」であろう。

私の法人はビジネスであると言える。
ソコソコの家を貧しい人に貸すという、ある意味社会貢献である。
私のような大家がいなければ、
貧乏人親子はボロアパートに住んで、子供が泣き、
隣や上下の住人から怒鳴られながら、肩身が狭い思いをして生活せざるを得ない。

しかし、再建築不可であろうと、一戸建てに住めば、
より快適な住環境を得られる。
そこには感謝が存在する(と、思う)。
感謝の対価がお金なのである。

さて、ビットコインに何の貢献があり、感謝があるのか?
三菱商事の株式を買って、誰が投資家に感謝するだろうか?

まず、目指すべきはビジネスだ。
貢献と感謝を内包するビジネスこそ我々は目指すべきだ。

それが即ちイケハヤ尊師もパクリたくなる
「商品を作れ」
という聖帝の金言なのである。

まー、大変なことではあるので、
私や私に似たような半端な人間はまずは勤め人大家から始めたら良い。

つづく