オーナー経営者の過労と労働者の過労は違う話

考え方

社長が遅くまで働いている

帰りにくいシチュエーションナンバーワン。
ですね。
小さな会社で社長が遅くまで席にいる。
あー帰りにくい。

私に言わせると、社長は定時になったら見えないところに行くべきです。
空気を読みなさい。
そして上席者から順番にさっさと帰る。

ノミの心臓の平社員を忖度してさっさと帰りましょう。
そもそも残業の指示を出していないならば
残業代という無駄なコストが生じるので、
帰った方がいいでしょう。

それでも帰りにくい

それではサービス残業をして労働するしかないかもしれませんね。

しかし、社長(ここでは株も持っているオーナー社長とします)が
残業をしてもリターンは100%自分に返ってきますが、
労働者の残業は全てのリターンが労働者の給与に反映されるわけではありません。

仮にサービス残業などしてしまうと、
その100%がオーナー社長の利益になってしまいます。
怖いですね。恐ろしいですねぇ。

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歳がばれるネタを挟みましたが。

要するに、社長が残業をしているのは100%自分にリターンがあるので、
気にすることはないのです。
お疲れシャースと言って、先に帰ってOK。
残業命令が出ていない以上は、

「たとえ期限までに全然終わる気配がなくても」

帰っていいのです。
納期までに間に合わないとしても、
終わりそうもないことを早めに伝えておけば問題ありません。
その上で残業の指示を出すか、
コイツは仕事が遅いから他のヤツにやらせよう。
と、思うかは上に判断を投げればいいでしょう。

とにかく、社長がいようが、鬼がいようが、
帰宅してしまうというのがベストですね。
指示もされていない残業をするほど馬鹿なことはありません。
周囲からは残業代稼ぎだと思われるし、
自分もつかれる。誰も幸せになりません。

私はどうか?

私は残念ながら裁量労働制というよくわからないシステムですので、
残業も何もあったものではありません。
そもそも私がサボると会社がつぶれる可能性もあるので、
それなりにやらないといけませんね。

給与もそれなりに高いですし、
フレックスタイムでもあるし、
株主でもある。
なんだか、自営で仕事を貰っているのとそう大差がない
働き方ですから参考にはならないかもしれません。

男も40歳に迫ってくると、
株を持たされたり
責任が重くなってきて組織と個人が混然一体化してきますね。
良くないことです。

まあ、納得できるなら労働者的な稼ぎ方も一生続けてもいいものです。
というか、9割以上がそういう人でしょう。

くれぐれもサービス残業(もってのほか)とか
付き合い残業などしないことです。
人生は短いですぞ。