子供は親を捨てても良い

考え方

これは持論なのだが

子供は親を捨てても良いと思う。
同様に成年に達した子供も親は見捨てても良いと思うのである。

確かに民法では3親等以内の親族に扶養義務を課しているものの
これは「道義的意味」以上のものではない。
その証拠に刑事罰はないし、
生活保護の受給場面において扶養が可能かどうかの「照会」があるのみ。
扶養すべき親族の年収の調査まではされていないのが現状である。

残念ながら、世にもクズな人間は存在する。

世にもクズな親から産まれた子供はツラい。
説明する必要もないほどツラい。
幸運にも私の親は普通以上にマトモな人間なので、
私は自分自身が不幸だと思ったことはない。

私の息子達も(いまのところは)特に悪人と思えるところはない。

しかし、家庭内暴力(犯罪)を行ったり、金銭的搾取をする親や子供に対しては
遠慮なく関係を断ち切って良い。
そもそもが望んだわけでもない関係なので、遠慮はいらない。

そもそも「夫婦」で子育てするのは異常だ

世の育児世代は「夫婦」で子育てをするものだと思っており、
育児に協力しない他方を責めることがある。

大いに誤っている。
そもそも人間は育児を両親だけで行ってきた歴史は浅い。
私自身、私を育ててくれたのは曾祖母である。
祖母は意地悪ババアだったので育児などせず、
母親が稼いだカネを巻き上げていた。
曾祖母が育児をしていたのである。
主に曾祖母が見る。祖母がたまに代行する。母親は平日夜と土日だけ見る。
4世代で同居して子供を皆で育てたのである。

多数世代が同居して育児を分担していたが普通で、
夫婦だけで子育てするのは異常にハードワークなのである。

世の若者諸君は先に金持ちになって、
配偶者を得て、子供を作ったら、ベビーシッターや家政婦(夫)など、
十分な支払い能力を持つことを心がけて欲しい。

ロクにカネもないくせにガキを作る夫婦は苦しくて当たり前だ。
社会の同調圧力に屈して結婚した私も同様の苦しみを味わった。

クズ親、クズ息子との関係を断ち切れ!

かなり話がそれたが、
人は産まれる場所を選べない。
いわゆる「親ガチャ」、「子供ガチャ」である。
ギャンブルに近い。
障碍児が生まれる可能性もあるし、将来殺人鬼になる息子が産まれる可能性もある。
こんなギャンブル性の高いものに対して、なぜ血縁者というだけで、
責任まで取らされるのか?

これは大いに間違っている。
私は個人はあくまで個人として別個に評価すべきと思う。
確かに18歳(これでも遅いとは思うが)の成人までは、
親が子供を育てる必要がある。
(将来は「社会」が子供を育てる状態になるのが望ましい)

しかし、成人に達したら、それ以降は親は子供への支援を放棄して構わない。
子供は「いつでも」親との関係を断ち切っても構わない。

私はそう思う。
クズ親、クズ子供との関係に悩める皆さんは早く気づいて欲しい。
クズな関係は早く断ち切ろう。
クズな親戚よりも「まともな他人」である。

扶養義務など無視すればよいのである。





ちなみに私は親とも子供との関係も良好である。
老いた両親の面倒をみてやってもいいし、
子供にも可能な限り援助をする。

しかし、これは私の自由意思の産物であり、
彼らがまともな人間だから、私がそう決定するに至ったのである。
クズは切ってよい。
さっさと逃げよう。

をはり