商品を持とうと思っているが何も思いつかない

ビジネスの話

サウザーラジオ~青雲の誓い~富者の聖杯~天をも穿つ~

私がこのブログを立ち上げた経緯もサウザーラジオである。
あだち先生との白熱教室を聞いて、ついついやってしまった。

支那蕎麦軍曹との対談を行った結果
ついついラーメン屋をオープンしてしまうサウザー師匠の気持ちと同じく。
私もブログをやろうとおもってしまったのだ。

いいビジネスモデルの話を聞くと、
ついついやってみたくなるのは男としては当然の衝動だ。

さて、勤め人を卒業するために必要なことは商品を持つことだ。
という話はもはや常識になりつつある。
しかし、しかしである。
私はblogでマネタイズするに至っていない。
Googleアドセンスの報酬は1カ月1,000円位だ(笑)。

Amazonアソシエイトにしても1,000円前後であり、
毎月2,000円の売上である。
Xserverを契約して、ドメインを買っている。
それだけで年間15,000円位かかっているから、
収益としては数千円/年である。

残念ながらブログを書いてビジネスにするという作戦は失敗したと言ってよい。
現在ではブログの役割は、私のショボい文章力の向上のため、
そして息子達へ父親の考えを読んでもらう。
そんな目的に変化している。

私も商品をもって独立するということを諦めてはいない

勤め人+アルファ(不動産)で10年以上やってきた自負がある。
へたくそではあったものの、
勤め人としてのキャリアも上げつつ、
不動産事業も拡大させてきた自覚はある。

サウザー師匠のように膨大な読書量に裏付けられた言語表現によって
説明することは私にはできない。
自分がやってきたことを資本論をベースに説明された瞬間、
私は感動した。実はもう1つ、今とは別の名前でサウザー師匠に質問もしている。
その回答も秀逸だった。
私の目からうろこがボロボロ落ちたのを今でも覚えている。

そんな私であるから、実はいつも商品を持つことを考えている。
不動産はいかんせん、遅い。
スピードが遅い。
もう1つ何か柱を作れぬものかと、毎日毎日考えている。

ダイエットをしてみたこともあった。
痩せるには痩せたが、商売にはなりそうもない。
執筆業もやってみたが、アンチに攻撃されるし今一つブレイクする気がしない。
と、いう訳でいまだにウダツの上がらない勤め人である。

一方サウザー師匠は大家業はモチロン、ネット芸人、音声コンテンツ、
養蜂、ヤギ除草サービス、サクランボ観光農園事業、ラーメン、Youtube、ブログ、
男性用基礎化粧品。

ぱっと思いつくだけでもこれだけのビジネスを立ち上げようとしている。

悔しいが勝てぬ

私は残念ながらそれほど才能がないようだ。
運動能力は人並みであったし、
勉強能力も東大に落ちたし、司法試験もダメだった。
勤め人としても今ちょうど出世の限界に達した。
不動産投資をしてみても、健美家のコラム二ストの皆さん程個性もない。
収益力も低い。ようは特筆に値しない投資家だ。
そしてサウザー師匠がいう、勤め人卒業のために必要な
「商品」を持つこともできずに苦しんでいる。

第404話 当事者意識と自責思考欠如はどう治療すれば良い?

https://voicy.jp/channel/657/83503

この回では恒例の質問者一刀両断が行われた。
関羽の青龍偃月刀並の切れ味である。

是非聞いてもらいたいが、
この回で切られたのは私だ。
まぎれもない私である。

馬鹿につける薬はないのだ。
身の程を知らねばなぬ。

「商品を持つ」
というのは並大抵ではない。
森拓郎先生(聞くだけでやせるラジオ)も天才経営者である。
あの甘いマスクと合理的な指導方法。

私には無理だ。

イケハヤ尊師。
彼のスピードの速さもまさに神がかっている。
仮想通貨かと思ったらブログ書け、かと思ったらYOUTUBE、
そしてイケハヤ尊師がYoutube攻略の教科書を出しているその時、
凡人は仮想通貨で大損しているのだ。
勝てぬ。

貴様のような凡人は「いい人になれ」
いい人になって勤め人をしていろ。
貴様の起業家偏差値は45である。

私は一刀両断された。
商品が作れない。
全く作れない。
くやしいいいいいいいいい。

そしてまたここへ帰る、勤め人+不動産

The 凡人、私SATは2018年にサウザー師匠を発見し、
憧れ、尊敬し、後をついて歩いてみた。

しかし、最後は404話で一刀両断された。
織田信長に追放された佐久間信盛のような心境だ。

『貴様、この10年何をやっていた?』

シコシコ給料を上げる転職をしながら、
セコイ不動産を買ってきただけじゃないか。
何の「商品」も作っていない。

結局ここ2年も何も産み出せなかった‥‥。
健美家様の連載も打ち切られた…。
2年かけて、「やっぱり俺には無理だった」
という結論だけが残った。
無念である。

ぐるりと2週回って、
また同じ場所に立っていた。

それでもBSは健全化した。

この2年私がやったことは、
その前の10年と変わっていない。

勤め人として稼ぎ、
不動産を運用した。
これだけだ。
新しい商売は結局できていない。

3人の息子がそれぞれ2年成長して、
莫大な教育費を負担した。

不幸中の幸いだが、
純資産は2年で2000万円増加した。
勤め人+アルファを回したお陰だ。

私は頭はよくないし、起業のセンスもないが、
バカではない。
今の高給勤め人という立場を投げ捨てて、
ブログで起業するつもりはない。

挑戦をしてみたし、
頭も使ってはみたけれど、
やっぱり商売が思いつかんかった。
ネット芸人も中途半端だ。

結局2年かけて勤め人+アルファに戻ってきた。
この事実を受け入れよう。
そしてまた、同じ場所からやり直そう。

私はサウザー師匠にはなれなかった。
普通の男であった。
自分は戦国武将で言えば堀秀政くらいのものかと思っていたら、
何のことはない、林秀貞程度であった。

馬鹿につける薬はない。
私は馬鹿ではないのでつける薬があった。
その薬が勤め人+大家だ。

息子達よ、父は偉大ではなかった。
凡人だった。
でもちゃんと愛しているし、育てるから安心して欲しい。

お前らの母親も愛している、
愛するという事は見返りがなくても犠牲を払うということであり、
犠牲の最たるものは「カネ」である。

全然題名とは関係ない結論に至るのはいつものことだ。
居酒屋での雑談のようで、あいすまんと思う。

つづく