勝手に働き方改革

働き方

最近働き方を変えた

ふと立ち止まるきっかけがあった。

私はいわゆるモーレツに働く勤め人である。
本来そうなのだ。
しかし、どの会社に勤めてみても、
なぜか空回りする。

オラオラ営業の会社にいたこともある。
成果が出ないのが当たり前の会社で、
親が金持ちの社員が、
親にその商品を買わせてドヤっていたアホ社員と
それを評価する上司を見て、アホくさくてやめた。

それ以降は私としてはホワイト企業と思う
債権回収の仕事を続けてきた。
上記の投資用マンション販売営業会社に半年勤めた以外は、
ずっと債権回収をやってきた。
というのが、私の勤め人人生だ。

いずれの会社にいた期間も、
圧倒的な努力と成果を出そうと努力したと思う。
銀行子会社のファイナンス会社に出向させられた時には、
都内全ての不動産会社に営業したり、
毎月の不動産登記の移転情報を調べて、
買っている企業に片っ端から営業の電話をしたものだ。

さて、
そんな根っからの働きアリの私だが、
30代になって少しずつ働き方を変えた。
自分の能力が勤め人としての出世の限界だ。
と悟ることが起きたのである。
その詳細は言う必要もないので言わないが、
昇進しないとか昇給しないということではない。

これ以上給料を上げたり、
ポジションを上げるためには、
そのためにこれまでとは比較にならない程、努力しなければならない。
という事実に気づいて辞めたのである。

それ以降、部下のいない部長として
ヒラリーマンを続けている。

さて、そんなヒラリーマン生活も早5年程経過したわけだが、
再びギアを一段階「下げよう」と思うに至った。
単純に年齢のせいもあるが、
昇進も昇給もストップしたのに、勤め人を頑張る必要がない。
と、確証を得たことが大きい。

残念ながら、私は仕事ができる。
当たり前である。
(ただし、部下のマネジメント等はできない)
そこそこ地頭は良い方だし、異動もせずに同じ業界の同じ仕事を20年もやっているから、
そんなん、誰でも仕事ができるようになる。
そもそも借金取りに適性がない同僚はさっさとやめてしまうから、
こんな仕事を20年以上続けている時点でレアキャラである。

金融機関であれば役職定年したようなおっさんがやる借金取り業務だから、
20代からこの道一筋でやってきた私はレア中のレアキャラである。

ま、そんなわけで、
周囲を見回しても上を見ても下を見ても横を見ても、
頑張っている人はいない。
私だけ頑張ってしまうと、
「あれ、こいつもしかして昇進しようとしてる?」
「こいつ、以外に成果出すぞ。もっと仕事やらせよう」
と、思われてもいけない。

暇に任せて、バリバリ働いてしまっていたのだ。

そして、
① 毎日5時に帰宅
② 飲み会全拒否
③ 通勤はグリーン車で往復
④ 有給休暇フル消化
というノルマを課して、あまり自分が勤め人を頑張らないようにセーブしている次第である。

ホワイト労働をして浮いた時間で副業

というのが、私の提唱する勤め人+アルファの人生なのだが、
当の本人がこれをできていない。

浮いた時間は筋トレしたり、瞑想したり、散歩したり、読書をしている。
副業を全くできていないのだ。
私の副業は大家業であり、今は満室稼働しているので、
新規物件投資をしなければならない。

しかし、ご存じの通り、今(2023年5月現在)不動産はバブルか!
という程高い。
私のもとめる投資ができないのだ。

不動産だから、必死で探せば多分割安なのが見つかるのだろうが、
その努力がしたくないのである。
全くもって情けない。
勤め人+大家業というライフスタイルを提唱しておきながら、
この体たらく。
大いに反省したい。

若い頃は収入も少なく、危機感があった(給料500万円不動産100万円の合計600万円)が、
お陰様で当時の〇倍に収入が増加している。
という訳で、私のやる気が減退しているのも容赦してほしい。

せめて専業大家になってからエラそうな口をたたくべきだし、
まだギラギラしていなければいけない歳だとも思う。

が、無理をしても仕方がない。
しばらくは、ギアを下げた労働と、満室の維持という低レベルな生活を甘んじて続けたい。

言われたことは100%やる。それ以上はやらない。

大家業が満室、物件も買いにくいとなると、
ついつい勤め人を頑張ってしまう。
これはダメだ。

どうせ頑張るなら大家業プラス何かを自分の商売として始めた方が良い。
ただし、
素人が慣れないことに手を出して失敗するくらいなら、
大家業だけで何もしない方がマシだということもある。

新ビジネスのネタ探しでもしながら、
ゆっくりしよう。

つづく