アンジャッシュ 渡部氏「文春」に刺される

落とし穴

渡部氏が芸能活動自粛に追い込まれた。

多少なりとも恋愛工学を知っている人にとっては、
別に驚きもないこと。

美しい女性をパートナーに持つことで、
「モテスパイラル」
が発生することは恋愛工学理論の1つである。

美しいメスが当該オスを受け入れたという事実が、
他のメスにとっては、
当該オスが素晴らしい遺伝子を持っていると類推させるため、
モテる男性がさらにモテるという好循環
(こうなってしまうと好循環と言っていいのか疑問ではあるが)
を生じるのである。

私は彼が不幸だとは思わない。
こうなることも覚悟の上だったと思うし、
仮に離婚をしたとしても、
美しい妻との間にも遺伝子を残しているわけだし、
これからまた自由の身になって束縛されることもないのだ。

本人はスッキリしているかもしれない。

そもそもメスは子供ができるとオスよりも子供に注力する

メスは妊娠するので、生涯に産める子供の数に限りがある。
オスは多数のメスを妊娠させることで、多数の子供を増やすことができる。

この遺伝子の拡散戦略がことなることが、
そもそも男と女の思考の違いに繋がる。
これを批判することはバカバカしいことだ。
「にゃー」となく猫が「わんわん」と言わぬからけしからん。
と、いうのと同じ理屈である。
遺伝子的にはそのようにプログラミングされているという事実は動かしがたい。

むしろ本能的に組み込まれているものを
「常識」という名の裁きで断罪するから無理が生じてくるのである。
私は人間に「結婚システム」は向いていないと思っている。
さっさと制度を廃止して、
子供は社会全体が責任をもって育てるという、
子供中心主義を採用した方が良い。

話がそれたが、
渡部氏の奥様も子供ができたことで、
渡部氏へのケアよりも子供に注力するようになったことは想像に難くない。
結果、本来のモテパワーがまだ衰えぬ渡部氏。
そして佐々木希という大美人をモノにしたというハロー効果で
多数の女性がすり寄ってくるという状況。

まあ、なるべくしてなったのだと思う。

恋愛工学の研究所を主催する藤沢数希さんが、
この将来を予測していたことはまさに慧眼。

https://note.com/kazu_fujisawa/n/n94c23720ed41
(週刊金融日記 第262号)

モテる男にとって結婚は百害あって一利なし


この本に詳しい。
この本に出会うことなく結婚したのは私の人生の失敗の1つと言ってよい。
もう少し熟慮するべきであった。

一方子供は可愛いし、その子供を産んでくれた妻には感謝をしている。
ただ、事実は事実。

妻にこの話をすると極めて不機嫌になる。
よって言わない。

だが、事実は変わらない。
モテる男にとって結婚は不利益である。

図らずも渡部氏のケースがそれを証明した。
結婚さえしていなければ破局で済んだ話で、
仕事にも影響はでなかっただろう。

結婚という人類にとって間違ったシステムを採用したが故の悲劇だ。
(まあ個人的に渡部氏が芸人として面白いかというとそうでもないので
 テレビに出てもらわなくても個人的には困らないが)

結婚した相手と一生添い遂げる

それは単純に老化して醜くなった相手でもずーーーーーーっと経済的に
支援しなければいけないという話だ。

何が美しいのだろう。

美談でもなんでもない。
単に稼げない方の配偶者にメリットがあるだけではないか?
バカバカしい。

強い方(オスとは限らない!)の個体を縛り付けるシステムであり、
弱い方(メスとは限らない)に一方的に有利なシステムだ。

これはもはや「結婚」という価値観の強制であり、宗教に近い。
事実この宗教によって虐待やDVなどの問題を引き起こしている。

人間というものを「個人」ではなく、
家族という人工的な枠組みにはめ込もうとする。

嫁姑問題。
相続問題。
全ては家族というカタにはめ込もうとしたことで生じる。

個人個人が完全に尊重されるのが新時代だと思う。
夫婦という単位がもうおかしい。
同性カップルもいてもいいし、
動物との愛があってもよい。
バーチャル世界で生きてもいいだろう。

どれも自由だ。
男女の結婚だけに価値を与え、法的に保護するのは逆に不自然である。

まあ、この発言でまたフォロワーが減るのであるが(笑)。

つづく