やりたいこと「探し」

落とし穴

大事なことは何度でも言う

またしても、
「やりたいこと探し」問題を目にする機会があったので、
また書いておく。
ゴールデンウィーク。
今年(2020年)は外出自粛ゴールデンウィークとなったわけだが、またしても、

やりたいことがない。
という問題意識を持つ若者が多数みられた。

若者諸君、
中には中年近く人なってやりたいことを探しているオッサン、オバサンも多いと思うが、
いい加減にした方がいいだろう。

やりたいことは、
そもそも探すものではない。
やりたくてしょうがないからやりたいことなのだ。

やりたいことがないという人

やりたいことがない人には
「おめでとう」
と、言いたい。

そもそも動物は、
その日食うこと、生き残ることがまさに
「やりたいこと」であり、
「やるべきこと」であり、
「やらなければいけないこと」である。

やりたいことがない。
と、言う人はそれらの欲求を全て実現してしまった人。
そして明日も明後日も、一年後も
動物的な目標設定から自由になれている人であろう。

まずもってその現実に感謝することだ。

その前提にたって
「やりたいこと」が見つからないと嘆いている人。
その人がすべきことは、
やりたいこと探しではない。

実は
「やりたくないこと」の「発見」なのだ。
あなたの感情をマイナスに誘導するすべての物事を書きなぐってみよう。

私であれば
「勤め人をすること」が嫌だ。
「寝ていても毎月200万円手に入らないこと」が嫌だ。
「体重が増えたり、不健康になって病気になること」が嫌だ。
「嫌いな人間と顔を合わせなければいけないこと」が嫌だ。

昔と比べれば減ったがいくらでも出てくる。
そう、
やりたくないこと、これを
どうしたらやらなくても済むか?
これこそがやりたいことなのだ。

やりたくないことを
やらなければいけない。

それをやめられることが、
やりたいこと探しなのである。

今、私のやりたいことは、
勤め人を卒業しても完全に自由になれるキャッシュフローを作ること。

皆さんのやりたくないことは何だろうか?

ツヅク