長男が無事有名お私立を転校
頑張って2年生に進学したが、長男が有名お私立中学を転校することになった。
出席日数が足りないので、というタテマエだが、
全く授業についていけないようだ。
無理をして中学受験をさせたらこのザマである。
本当に無駄だった。
まあそんな理由もあって、
息子世代のことまで気を揉むのはやめることにした。
資本家階級の固定化を一族の目標にすると、
3人の息子に何かしらの期待を強いることになる。
そういうことは子供の人生にプラスにならないと思いなおした。
まあ、それでもなお、労働者階級から資本家階級へのクラスチェンジは、
誰もが目指すべき方向性だと言う考えは変わらない。
が、それを息子とは言え他者に強制するのは辞めておいた方がいい。
そんな気がしてきた。
息子達は、世の中の皆さんと同じく、各自、労働者階級からちゃんとスタートすべきだ。
大学卒業までは面倒を見るが、後は各自頑張ってもらう。
そう覚悟を決めた。
資本家の世代継承をしないとなると…。
そんなわけで、
次世代まで面倒を見るぞ!という覚悟を捨ててしまったら、
自分の代までの資産があれば十分である。
そうなると、これ以上資産の拡大を図る必要もないし、
勤め人を続ける必要もない。
そんなわけで急激に勤労意欲が落ちてきている。
よくよく考えてみたら、
息子世代まで養う覚悟は、必要ないし、
そんな覚悟を親が持ってしまったら、
息子世代が自力で人生を切り開くこともしなくなってしまう。
まあ、なるようになって、
しかるべき時期に相続のタイミングが来るだけだ。
死んだら後は野となれ山となれである。
相続云々を心配しても詮無いことだ。
3人の息子が海のものとも山のものとも、まだ知れないのである。
そんなことを考えるよりは、
自分の人生を楽しんだ方がいい。
70歳くらいになって、人生の終わりを考えるべき時が来たら、
その時の3人の息子を見渡して、
もっとも適性がありそうなヤツに任せたいと、相談すればいいだけの話。
40歳半ばで色々思想を巡らすのは時間の無駄であったと反省だ。
お私立中高の学費の引き落としがなくなる
学校もいかねぇのに学費が引き落とされる地獄は終わった。
やる気がない人間を勉強する環境においても無駄だと言ういい勉強になった。
私が息子であれば、頭が悪いなりに必死でついて行って、
結局早稲田くらいには入学したのだろうと思う。
ただ、それは私が地方の公立高校に行っていたのと同じ結果だ。
18歳時点の能力的に、私は東大に受かる程成長できなかった可能性が高い。
それはさておき、
息子の高校の学費の引き落としがなくなると言うのは、
キャッシュフロー的には大いにプラスであるが、
なんとなく寂しい気もする。
実際問題、私がSAT家としての資本家地位の固定という目標を
取り下げさせてしまう程のインパクトがあった。
それはそれで寂しいことだ。
それでも私は生きねばならぬ。
新しい目標は、俺の法人をしっかり事業法人として一本立ちさせることである。
まだ勤め人の副業の延長でしかない、この法人を、
俺と家族が喰っていくだけの中小企業ってヤツにしないといけない。
まずはそこだ。
息子達の人生までしょい込むのはやめだが、
自分が80歳まで食っていくだけの事業には育てたい。
その先は知らないし、M&Aでもして、売却代金は、親のいない子供の奨学金にでも寄付するなりなんなりするしかない。
そう考えを改めてみると、
今度は子孫のために美田を買わず。
の方が正しい気がしてくる。
まー、確かに小泉家やら石破家、岸田家、二階家を見ていると、
どうも西郷隆盛の方が正しい気がしてくる。
平民階級に落ちても這い上がるヤツは這い上がるし、
とにかくたくさん子供を作れ。
SAT家の発展のためにはそれで十分であろうし、
実際私のオヤジは孫が10人もいる。
そもそも努力をするまでもなく、
勝手に増える遺伝子強者がこのSAT家であり、
その意味では、初代はずっと前に始まってたんじゃないかwwwww
という気持ちがしてくる。
私自身が息子達の人生に介入する前に、
自分の人生を楽しむ方が重要だ。
彼らは彼らで、好きなようにやるだろう。
をはり