明日が20日、参院選投票日という日だった。
この週は月曜日から出張が入り、水曜日までオフィスで事務処理。
木、金と研修でまた移動という厳しいスケジュールだった。
つくづく思うのだが、オフィスでずっとワークしているのが
もっとも楽だ。
何もしていないに等しい。
特にある程度職業能力を磨いた勤め人にとっては、
学校で授業を受けるより楽である。
知らんことをひたすらインプットする授業よりも
知っていることをひたすらアウトプットしていく仕事のほうが楽である。
特に債権回収なんてもんは10年1日が如しの世界で、
裁判所の変化も非常にゆっくりだ。
訪問しないで、手紙、電話、訴訟で回収する業務は本当に楽だった。
今は普通の勤め人みたいな仕事をしているのだが、
まあ、これは誰でもできる仕事だと思う。
それを言ってしまったら債権回収だろうと大家業だろうと誰でもいい仕事だが。
結局、だれでもいいことをやっている。
やってきた。それも20数年も。
ただ、誰でもできることをやっていようが、
自分にしかできない仕事をやっていようと、
結局勤め人である。
労働力の対価として報酬を得る。
それだけだ。
消えてなくなる。
じゃあ、俺がやるべきことってなんだ?
という問いだが、資産の構築である。
これだ。
それと自らの遺伝子の拡散と永続的繁栄。
生物としての本質から逃げると、
生物としての本質から反撃を受ける。
精神がまいってくる。
甘く見ないほうがいい。
生物としてのスタンダートから外れないことが
長期的に、非生物的なことを頑張れたり楽しめたりする。
その上で、資産形成やら自分の趣味を楽しめばヨシ。
勤め人のほうはまあ順調だ。
いい意味で変な新人君が入社してきて面白い。
半年でやめそうだけど、しばらく楽しめそうである。
つづく
2025年7月19日(土)
