高等テクニック、見込みで稟議を切る。
これを繰り出してしまった…。
実はまだ交渉がまとまり切っていないのだが、どうしても9末に
押し込まないといけない案件である。
交渉は成立していないが、
見込みで稟議を書いた。
これがコケたら私の勤め人人生もオシマイだ。
まあ、もっとひどいコケ方をした天才上司君が全然お咎めないので、
大丈夫だと思う。
ある程度見込みで数字を作らんと仕方がない。
空手形を切るのではなく、
確度がある程度(個人的には75%)高まったら、
私は稟議を書く。
稟議を書いて、書いたシナリオ通りに進めるのである。
当方要求と、先方要求が完全に一致してから
稟議を切る方が安全ではあるが、
いかんせん、私と勤め先のスケジュールがあって、
10月には着地させないといけないのだ。
止むを得ない。
なんとなく雰囲気で分かるのであるが、
そろそろ私のクビが寒くなってきた気がする。
若い労働力を積極的に採用している。
私の仕事もその若手たちに引き継がれることだろう。
実際、私一人をクビにできれば、
若い労働力2名を採用可能だろう。
いちいち言うことを聞かないし、無理が効かなくなってきた社員を
クビにして、新しい労働力に取り替えたいと思うのは道理だ。
私も同じ立場だったらそう思う。
ただし、残念なことに、労働法はそのようになっていない。
いざ強硬手段に出てきたら、
まずは解雇無効の訴訟と、仮処分で対抗だ。
生活費は足りているので、
給料の仮払いまでは認められないかもしれない。
SNSで騒ぐなど、あらゆる手段を駆使して戦うシミュレーションをしている。
しかし、これは私の癖であり、色々シミュレーションするのだが、
そのシミュレーションは3割も使われない。
案外最悪のことは起こらず、まあ、面白くもない妥当な妥結をするものだ。
恐らくそこまでの紛争にはならない。
頭脳戦というヤツは、
模擬戦の段階でお互いが勝敗を理解しているのである。
相手が取ってくる手段はこう、
それに対する当方の打ち手はこう、
そうなると相手はこういう手を打つ。
と、シミュレーションができてしまうのだ。
それにかかるコストは相手は200万、
こっちは500万、
それで最終的には判例で1,000万で和解になる。
そうだったら、最初から1000万で手打ちを狙う。
そんな感じだ。
頭脳戦である程度定型化された戦いというのは、
やるだけ無駄である。
時間と労力を考えたら、最初から任意交渉でまとめる方が得だ。
私と勤め先の関係もおそらくそうなる。
であるからして、最初から感情的な対立構造に持ち込まないように
人間関係は日々メンテナンスされるべきである。
感情的な対立になると、勘定では済まなくなるのである。
何の話だかよくわからない日記だ。
をはり
2025年6月24日(火)
