俺の法人の決算が遅れている。
なぜならば、6月1週目に21号物件の売買契約、
資金調達、司法書士との打ち合わせがあったからである。
火災保険の手配もしつつ、リフォームの段取りも詰めながら。
さらに勤め人の仕事も押せ押せである。
窓際社員と言っているが、
実際問題、結構な仕事量だ。
干されているとは、まあ、アレだ。
情報発信者として、そっちの方がウケると思って多少誇張しているのだ。
40代の勤め人はおそらく忙しさのピークだろう。
さて、
今年は1月から担当するファンドが相変わらず5つ。
普通に考えて、ファンド毎に出資者が異なるのだから、
ファンド担当者が2つも3つも兼務するということになると、
どのファンドにどれだけ注力してくれるのか?
という点で大いに問題がある。
5つも兼務していたら、どうしたってムリ、ムダ、ムラが生じるだろう。
仕事の性質上、規模の小さいファンドを複数抱えるので、
特殊と言えば特殊なので、
あまり指摘されることはないが、私が投資家だったら、
おいおい、専任担当者付けろよ。
そして経歴とかは教えておけよ。
と、思う。
バフェットが運用してくれると思って投資したのに、
新卒社員が担当していたらお前!ふざけんな!
と、思うだろう。
まあ、そういう想像力がないのか、
単にカネがないのか知らんけど、
そういう掛け持ち担当者なのである。
昨年序盤までは、
4つもファンドを見ながら、新規案件のリサーチ業務を若手に交じってさせられて、
業務量がパンク寸前にまで追い込まれた。
ちょっと減らしてくれと、頼んだら、
SATさんは正社員は無理じゃないですか?投資も回収もヘタクソですから。
と、言われ、言った本人が回収遅延を起こすというビックイベントが発生。
さらにこの管理職には何のお咎めもなし。
と、いう訳で、私は悟ったのである。
まあ、勤め先はホワイトだな、と。
私が社長なら怒って担当を外すが、それもない。
なんというか優しい企業である。
織田信長の逆だ。
織田信長は無能な佐久間を追放したが、
勤め先の社長は無能な佐久間どころか、失態を犯した家臣に対して現状維持である。
私は別に致命的な失態は犯したことがないし、ヒラ社員である。
思ったね。
俺は相当なことをしでかさない限りクビになることはないな。
と、心理的安全性が大いに高まったよ。
社長の狙いはそこかもしれない。
勉強になるわ。
をはり
2025年6月11日(水)
