今週もやり切った。
皆勤賞である。
そうしながらも、担当案件の出口をせっせと作った。
2件まとまった。
何もしていないように見えて、
せっせと下積みをしていた成果である。
実質的に3件終了に持ち込んだので、
残る担当案件は1つである。
来年は新しいビジネスの責任者に就任する。
社内に部下は一人もいないのだが、
社外にチームを作ってその指揮官になる。
ある意味、部長である。
社内に部下はいないが、社外に部下的な取引先ができたと言うべきか。
さすがに私も中間管理職的な仕事をせざるを得ないのかもしれん。
何しろもう45歳である。
そのために手持ち案件をシコシコと減らした。
勤め先は私が暇人かのように思っている。
45歳の中年を20代の若手か何かのように仕事を回してくる。
私も基本はおとなしい、真面目な人間だから、
丁寧に対応するのだが、
無論能力は低い。
そもそも野球選手にお前スポーツ得意ならバスケもやれんだろ?
みたいなノリで、専門外の業務をぶん投げてくる。
その結果、当たり前のように成果が出ないと、
「無能、役立たず」扱いである。
このご時世なのであからさまな叱責はないものの、
非言語的なディスりは、ある。
そんな仕打ちを受けるならば、
こちらも自衛するしかない。
他の分野の仕事を創出して、椅子に座るのだ。
勤め人ゲームは椅子取りゲームに近い。
上の椅子は積極的に譲ったのだが、
その椅子にバカが座ってしまうと、
被害が生じる。
これは私も迂闊(うかつ)であった。
善後策として、別の椅子を自分で作って座ってしまう作戦だ。
突貫工事で椅子を作ったので、
少々座り心地は悪い。
とはいえ、良い椅子だ。
この椅子が良いところは、
馬鹿が茶々を入れてこない椅子であるところである。
さらにいいのが、
サイズが少々小さいだけで、
馬鹿と同じ椅子なのだ。
私がこの椅子でグッドな成果を出せば、
相対的に馬鹿の馬鹿っぷりが際立ってしまうという、
攻撃性もある椅子なのである。
やられっぱなしでは腹が立つから、
どうせ暇な勤め人稼業。
大きな花火を打ち上げてやって、
能力の差ってヤツを見せつけてやらねばなるまい。
2025年は面白い1年になりそうだ。
別に働く必要もないのだが、
せっかくだから働いてやる。
をはり