2024年12月4日(水)

考え方

税収UP!税収UP!

5%も増加しているという。
国家財政は順調だ。

市場に供給したマネーを回収に余念がない。
稼いだ人が納税するのは大いに結構だ。

私もたくさん納税して、たくさん内部留保を残して、
ジャンジャン融資を受けるという好循環に入りたいものである。
日本政府の方針は、とにかく国民から絞りに絞る。
これに尽きる。

ここまで絞られている国民は日本くらいだろう。
大体出生率が激減しており、
私の同世代の半分しか子供が生まれない程である。

人口問題は日本だけの問題ではなく、
世界的に子供が産まれなくなっているという。
地球が人口を減らすよう促しているのかもしれない。

それを踏まえても、日本の少子化を推進するまでに、
重税感が強い。
そもそも税金は供給しすぎたマネーの回収。
一定の方向性に経済活動を促そうとする、政策である。
税金は財源ではなく、政策なのである。

デブを減らすために、肥満税を導入する。
これは税金を取るためではなく、
肥満者を減らそうという政策の推進のために、
国民の行動に変化を促そうとする意図があって行われるのである。

必要な支出は貨幣を無尽蔵に供給できる政府は
際限なく行うことができる
(ただし供給力の制約を受ける)

こんな簡単な話ではあるのだが、
多分国民の8割は理解できないのだと思う。
上位2割しか、現代マネーの本質は死ぬまで理解できないのだろう。

まあ、それが理解できるからと言って、
エライわけでもない。
理解できない中卒のイケイケ経営者の方が金持ちだったりするのだ。
金を稼ぐ能力と、頭脳の税脳は無関係である。

かく言う私も金稼ぎ能力は低い。
高かったら45歳の今まで平社員はやってないって話だ。

とはいえ、ここまで政府が徴税一辺倒で進むというのは心強い。
引き続きデフレが続くと言うことだ。
庶民にはカネを回さん!
と高らかに宣言しているのだから、
引き続き生活保護世帯は増加するだろうし、
賃料負担能力は下がる一方だろう。
賃料が増えないのだから、
物件価格は安く維持される。
適性な中古戸建を買い、
適度の金額で修理して、
適切な価格で賃貸するのである。

とはいえ、カネは賢い人のところに集約されていく。
賢い人は不動産にカネを転換して、
さらに稼いでいくから、
不動産、特に好立地は引き続き取り合いだろう。

早く椅子に座らないと、
手遅れになる。
稼ぐのだ、稼いで不動産に転換するのだ。

つづく