アンチを沢山集めるインフルエンサー
男性で言うとイケハヤ尊師。
女性で言うとはぁちゅうさん。
言わずと知れたアンチを集めるお二人である。
私ははぁちゅうさんはあまり気にならないが、
イケハヤ尊師は少し気にしてしまうのである。
特に攻撃衝動まではないが、
やはり、効率よく勉強して早稲田の政経学部に合格していたり、
非モテっぽい(失礼)のにちゃんと(?)結婚して子供がたくさんいたり、
お金を稼いでいたかと思ったら、
サラリーマンという働き方にさっさと見切りをつけて独立自営をしていたり、
東京で消耗することを嫌い、高知県の山奥に引きこもってみたり、
それでも稼ぎ続けている点がとても興味が引かれる。
はぁちゅうさんにはきっと世の女性を苛立たせる何かがあるのだろう。
それは男の私には全く分からないが、
学歴もあるし、独立しても稼げているし、旦那がAV男優だけど自分の資産を離婚に伴う財産分与から切り離すために事実婚をしていたりと、
多分イケハヤ尊師と同じく世の大多数の人々が手に入れられないものを手に入れていることで、世の中の劣等コンプレックスを集めやすいのだと思う。
仮にイケハヤ尊師がイケメンでマッチョだったりしたら、
世間はこれほど叩かないのではなかろうか。
世間は「諦める」ことができる。
はぁちゅうさんにしても、美女ではない(またしても失礼)。
普通のレベルの女性なのに、世の女性が手に入れたくても手に入れられない。
私でもできそうなのに!なんでこんな女が!
という劣等コンプレックスを刺激するのにちょうどいいレベルなのだろう。
お二人をディスっているわけではない
今回言いたいのはお二人の「ディスり」ではない。
2人のような天才を攻撃する側である。
この、誰かを攻撃したくなる衝動は、実は
「自分の中にある魂の叫び」
ではなかろうか?
という話である。
そもそも自分の力が届かない圧倒的な力を前にして、
人はそれを攻撃しようとはなかなか思わないものである。
私が戦国時代に武田信玄と領土が接していたら、
戦おうとは思わない。
すぐに馬を走らせて従属する。
逆に隣国が弱小大名であれば、ちょっと攻撃して領土を奪ってやろうか?
という気持ちも湧いてくるものである。
攻撃して領土は奪えそうにないけど、
かと言って従属するのも嫌だ。
だって相手の方がデキそうだから。
この感情こそがインフルエンサーを攻撃したくなる衝動の正体だと思う。
そして、自分も実はそれを手に入れたいけど手に入れられない。
その気持ちを「努力」という方向性ではなく、
成功者への攻撃という、歪んだ方向に発現させてしまった結果なのである。
私も勤め人卒業者への苛立ちがある
家賃収入5,000万円、返済比率30%
このレベルの大家には私は苛立つ。
私もできるはずなのにできていない。
しかし、私よりも優れているようにも見えないのに、
相手はデキる。
苛立ちがゼロかと言えばゼロではない。
ゼロであれば、何の感覚も湧かない。
新築ワンルームをフルローンで買って3つ持ってドヤっているサラリーマンを見たら、
黙祷をささげるのみだ。
彼のブログは読まない。
Twitterもフォローしない。
家賃収入5,000万円、返済比率30%であるからこそ、
私は苛立つ。
その気持ちの正体は「羨望」である。
私は三菱地所には苛立たない。
デカイ大家に嫉妬するのであれば、三井不動産にも住友不動産にも嫉妬するはずだが、
それはしない。
つまり私の欲望は「家賃年収5,000万円、返済比率30%」なのである。
結果としての勤め人卒業は2次的なものだ。
年収130万円でも勤め人卒業は可能だが、それは意味がない。
リッチにリタイアすることに意味があるのだ。
気になるあの人が気になるのは「なりたい自分」がそこにいるから
好きな相手だから、気になるのである。
好きな相手が自分を好きになってくれないと、憎しみになるのである。
手に入れたいものをあの人が持っているから気になる。
自分が手に入れられないから、持っているあの人を憎むという代償行為に出ているのである。
私は攻撃とか批判をしようと思うタイプではない。
これは幸運だった。
もう少し知性が低く産まれていたら攻撃タイプの人間になってしまっていたかもしれない。
有名投資家が多い富山県あたりに出かけて行って、嫌がらせをしたかもしれない。
私がうらやましいのはYoutuberになることでもなく、
健美家でブログを連載することでもない。
潤沢なキャッシュフローを得て、自分の自由な時間を生きていることなのだ。
しからば、なすべきは1つ。
そのための作戦を立てて実行することだ。
彼らに絡んでいる時間すら惜しい。
一直線に惜しまず努力をしようと思う。
つづく