こういう本はね!
ハッキリ言ってダメ!
どうしようもない。
読んだらダメ。
コロコロ転職する奴なんて採用してもすぐやめるんだから、
採用しちゃダメ!
日本全体でこういう風潮をぶっ潰さないとな!
という、声が聞こえてきそうですね。
ハッキリ言ってこれは最悪の書籍です。
え?
随分批判的じゃないかって?
フォローもしてもらっているのに?
いえいえ、批判的なのは「経営者」です。
労働者にこんなことをされたら堪りません。
経営者は労働者を安く使って利益を稼ぐ必要があるので、
労働市場をうまく使って労働力が高騰されるのは困るのです。
労働者、特に稼ぎの良い労働者が、その稼ぎの数パーセントの支払で残業もして、余人をもって代えがたい活躍をするからこそ、企業は圧倒的な利益を稼ぐことができ、
その利益を投資家に配分することにもつながるわけです。
今、政府・経済界は一丸となって、労働力の価格上昇を抑えにかかっています。
え?
最低賃金上がってるって?
それは見せ球です。
消費税増税とか、社会保険料のUPを隠すために申し訳程度に上げているに過ぎない。
移民ですよ。移民。
少子化になると若い労働力が手に入らなくなるので、
海外の安い労働者を日本に入れて安く使って利益を上げようという
「極めてアサマシイ」発想です。
こんなことを考える経済界ですから、
転職と副業の掛け算?ふざけんなって話ですよ。
お前らは経営の言う通り奴隷のように働け!
こんな本は発禁処分にしてしまえ!
というのが、経営者の本音ですね。
最近世の中全体がホワイト化していますが、
資本主義という原則は何一つ変わっちゃいません。
労働力はコスト。
コストは低い方がいい。
企業の法人税は下げる。
そして株式への配当は低い税率で投資家を優遇する。
カネがあるヤツが、政策を牛耳って、
バカな貧乏人を働かせて楽をする。
アホの有権者は貧乏で選挙も行かない。
— SAT@勤め人大家 (@KunimasaS) August 22, 2019
最低賃金を多少上げてごまかして
消費税を上げる。
社会保障費も削る。
別に災害で死んでもいいので公共事業は減らす。
法人税は下げる。
そして株式への配当をいっぱい出す。
配当への税率はもちろん低く!
上限20%。
ルールブックに書いてあるのだ。
何度も言うけど結論!
副業とか、転職とか迷惑なんだ!
お前らは言われた金額で我慢して黙って働けってこと!
絶対読むな!
をはり