未成熟なインターネットだからこそ存在する搾取の構図
インターネットが出現して30年ほど経過したでしょうか?
まだまだ歴史が浅い世界であるからこそ、むき出しの情報があふれています。
雑誌や書籍は歴史が長いので、エロ本にしても「修正」がされています。
エロビデオにしても「モザイク」が施されているのが当たり前です。
しかし、インターネットには無修正のエロ画像、エロ動画が、無料で、当たり前のように配置されています。
まさに「むき出しのエロス」これを規制する法律の整備が追い付かない状況が長らく続いています。
個人的にはこういうエロは国家権力が隠さなければいけないと思います。
イスラム教を見てください。
女性の身体は当然、顔まで隠しています。
その結果、イスラム教国の出生率は極めて高い。
参考記事(BLOGOS 藤沢数希氏の記事)
https://blogos.com/article/194401/
藤沢数希氏の言う通り、男尊女卑も要因かもしれませんが、エロスは隠せば隠すほど燃えるのです。
性器が無料でいつでも見られる状況になると、エロスは減退してしまいます。
毎日高級フレンチを食べていたら飽きてしまうのと同様、
高給なものは「滅多にありつけない」それこそに意義があるのです。
すみません。
今回はエロスの話ではありませんので、この辺で。
話がそれました。
インフルエンサーが脱社畜=フリーランスを煽る理由
肉球さん(https://twitter.com/mecchanikuniku)のブログをみて驚きました。こんなことがまかり通っていたとは‥‥。
新R25というウェブメディアの記事も削除されていたようです。
この記事のヤバさを気づかずにUPしてしまったのでしょう。
とあるインフルエンサーが、自分のオンラインサロン(月額9,800円)で人を集めて、オンラインサロンに参加している人を働かせていたのですが、なんとそれが無報酬だという話です。
オンラインサロン主催者は優良で仕事を受注し、下請け的に人を使っておきながら報酬を支払っていなかったそうです。
そしていかに、無報酬で働かせるか?ということを切々と説いていたとのこと。
無報酬で働くなんて馬鹿なのか?
もちろん働かされている側にも問題はあるものの、
私たちも笑ってはいられません。
勤め人は「労働基準法」に守られています。
最近は副業も解禁されてホワイト化が進んでいて、ブラック企業は減っていると思います。
インフルエンサーの中には面倒な労働基準法や、最低賃金のルールを外すべく、
副業やフリーランスになれ。
と煽って自分の思い通りに働かせようとする悪い奴もいます。
勤め人としてのコミュニティから外させて、
自分のコミュニティに引き込み、
いう事を聞かないと村八分だぞ。という圧力をかけて強制労働をさせるという危ないシステムであるとも言えます。
幸いなことに肉球さんのような頭がいい人が、きちんと問題を告発することで、
R25というウェブメディアもそのヤバさに気づいたり
参加者自身の洗脳が解けるチャンスがあるという事で、
逆にインターネットというオープンな環境なので、問題がいち早く露呈してよかったと思います。
資本主義社会も黎明期にあっては、労働者や奴隷が著しく安い報酬もしくは無報酬で強制労働させられた時代もあったわけで、
現代でもインターネットという無法地帯にあって、「やりがい搾取」「フリーランス」という隠れ蓑を使った実質的な強制労働は「ある」わけです。
生命保険の営業マン(レディ)や完全歩合制の不動産会社社員もいますが、彼らの世界の厳しさは世の中で広く知られています。
しかし、フリーランスに関しては
「脱社畜」と言って、あたかもサラリーマンより簡単に稼げる世界のような誤解を与えるような印象を与えてしまっているのは問題です。
最近はイケハヤ先生も勤め人+アルファをしながら。
という論調に変化してきています。
彼のような天才肌の人でなければやっていけない世界であることを肝に銘じておくべきです。
まとめ
「やりがいで搾取」されないように気を付けましょう。
落とし穴がいっぱいです。
インフルエンサーに限らず、マルチ商法、素人に多額の借金をさせて不動産を買わせる悪徳業者など、引っかからないでください。
勤め人+アルファで堅実にいきましょう!
をはり