全く興味がありません。 #peing #質問箱 https://t.co/EJWaC2RyzL
— SAT@勤め人不動産投資家 (@KunimasaS) November 26, 2018
このような質問箱への質問がありましたが、
回答はまさにこの通り。
全く興味がありません。
保険は金持ちになってから考えるもの
いきなり表題で結論を言ってしまいますが、
保険はお金持ちになってから考えるものである。
保険を買って金持ちになることはできません。
そもそも保険を買うお金がないからです。
プルだろうが、第一生命だろうが、日本生命だろうが、
全くもって同じ。
そもそも401Kとか、小規模企業共済とか、
法人化とか、やり尽くした先に辿り着く節税方法です。
私レベルの投資家では全く意味がありません。
そもそも生命保険が必要な人って????
そもそも、生命保険とは何のために入るのでしょうか?
「自分が死んだときに家族の生活を保障するためのもの」です。
ですから独身者は葬儀代が出せる程度の貯金があればOKです。
遺された人を守る必要がない人は生命保険は要りません。
それからここも重要ですが、
「大金持ちも生命保険は要らないのです」
なぜならば大金持ちが死んでも残された遺産が
家族を守ってくれるからです。
ですから、
私は大金持ちになったら生命保険を「家族を守るため」に入ることはありません。
よって生命保険が一番ハマる人は、
中途半端な資産しかなくて、
自分の労働力がなくなったら遺された家族が路頭に迷う人。
このゾーンの人達だけなのです。
即ち、生命保険とは、現状の貯蓄(=資産)で備えられない、
死亡リスクへの備えなのです。
所詮リスクヘッジ
ちなみに私は生命保険はがん保険500万円しか加入していません。
これは、若くして癌になってしまったら500万円で、
好きなことを1年やって死のうと思っていたからです。
もちろん掛け捨てです。
幸い発動されることはなさそうです。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html
厚生省による死因のランキングです。
39歳以下の死因をご覧下さい。
1位は 自殺です。
自殺ですよ?????
30代までは自殺が死因の1位なのです。
生命保険に入って自殺したらどうなるかは知っていると思います。
それほど低いリスクに毎月何万円も払って備える意味ってありますか?
私はないと思います。
むしろ40歳までに十分な資産形成を勤め人+アルファで稼いだ方が
いいと思いませんか?
私は保険を全て切って投資に回しました。
結果は正解です。
死ぬリスクに備えず、
リスクヘッジの費用を投資に回したということですね。
保険は節税商品で民間保険はショボい
どエンド師匠(https://twitter.com/mikumo_hk)曰く
「損金を買う」
という、神がかった文章表現をしていましたが、
まさに保険は「損金を買っている」のです。
払った保険料が損金となって、所得を圧縮する結果、
法人税(所得税)が減る。
損金で落とした保険料が解約すると、
解約返戻金が戻って雑所得として計上される。
全ての保険はこのような仕組みです。
そして重要なのは
民間の保険は掛金が解約した時に
全額戻ってくるわけではないのです。
その意味は上位補完機能がある、お国のシステムの方が優秀です。
それは
① 確定拠出型年金(401K・個人)
② 小規模企業共済(個人)
③ 倒産防止共済(法人)
これらの国家が用意した「損金を買う」のが先決です。
これらの枠を使い切ってから民間保険に行くといいでしょう。
不動産投資家と保険は相性が悪い
イケハヤ尊師のような情報弱者からのお布施。
アフィリエイト収益。
そんな種類の売上を持っている人で、ある程度稼いでいると、
上記①~③のお国の損金だけでは足りなくなります。
そんな人は止むを得ず、民間生命保険を買うこともいいでしょう。
でも、不動産投資家は、
「不動産投資自体が損金を買える投資」なので
あまり生命保険などに頼る必要がないのです。
一例を示しますと(私はまだやったことはありませんが)、
借地のアパートを買いましょう。
築22年で4,000万円、利回りは10%です。
私の年収は仮にゼロとします。
年収が所得600万円だとすると、家賃収入が400万円オンされて、
1,000万円になりますが、
法定耐用年数を経過しているので4年で償却できます。
年間1,000万円の償却ができますから、
ナント年収1,000万円なのに、4年間非課税!!!
素晴らしいです。
どうでしょう。
わざわざ手残りの現金を吐き出さなくても節税できる(減価償却費)のに、
生命保険に入る必要は全くありませんよね。
まとめ
回答者にはぶっきらぼうな答え方になってしまったかもしれませんが、
このような思考のプロセスを経てこの
興味がないという回答になったわけです。
① 本来の意味で生命保険が必要なのは「労働者」
② 金持ちにとって保険は損金を買うものである
③ 民間生命保険より国家の損金の方が性能がいい
④ 生命保険よりも不動産投資の方が性能がいい
よって、
どこの会社の、どんな保険であろうが、
商品内容を見るまでもなく、
判断が下せるのです。
節税に関しては相当調べましたので、
これ以上民間生命保険を「掘る」ようなことはしないと思います。
参考にしてみてください。