まあ、この歳まで生きてると、もう怒りもなにもないのだが、
案の定、新しく担当した案件が炎上しつつある。
例えるならば、
年間1億円程度の小さい手数料商売なのだが、
当方取り分は50%、委託先の取り分も50%
事務手続と判断はウチ、委託先が現場を回すと。
まあそういう契約だ。
仕事を取ってきたのは勤め先の役員様である。
お陰様で天才上司君の下は外してもらえたので、今の私の上司である。
この上司が取ってきた仕事で、私は委託先の管理をする。
これ2つやりながら、もう2つのファンドの閉鎖作業をやっている。
結構忙しいぞ。
仕事の99%はエライ人の思い付きに対応することだ。
お仕事クリエイターの対応が99%、それは社内、社外、政府も含まれる。
本当にバカバカしい思い付きだ。
そもそも勤め人が思いつくことは99%しょうもない。
話がそれた。
この案件炎上の問題は、委託先 S社である。
S社、能力が低い、おまけにこの案件はとある地方都市だが、
このエリアの難易度はSSランクである。
日本で3番目に難しいと言える。
例えるならば、そうだな、最高難易度は小売業で起業、ラーメン屋で起業がSSSランクだとするごと、中古車売買のマーケットに殴り込みをかけるくらいの難易度だろうか。
出来ないこともないが、普通にやってたら確実に負ける。

島耕作シリーズに登場する五十嵐君。
(もう五十嵐を君と呼んでもいい年齢になってしまったんかい!)
彼は広告代理店の社長だが、
ハツシバの宣伝をするにあたり、電通とコンペをさせられて、
結局、プレゼンの内容では勝利するが、
小さい会社だから責任を取れないでしょ?
と言う訳で、結局アイディア料だけもらって泣き寝入りするという描写があった。
要するに、このS社、五十嵐の会社みたいなもので、
ちょっと能力的に弱い。
私はヒラ社員だから、意見する機会も与えられていない。
SAT君、こうだから。
と、言われたらその通りやるしかないし、
指示されていないことに関しては私の裁量で何とかするしかない。
最初から懸念はあった。
➀ 競争が激しいマーケット
② パートナー会社Sの能力
予想通り、これが炎上の原因だ。
そもそも、例えば副業を始めるなら、副業に適したビジネスというモノがある。
このマーケットに殴り込みをかけるにこの武器(S社)では厳しそうだぞ…。
まあ親会社のS銀行がいるから、大丈夫だろ。
という見切り発車である。
スキームを組んで出発してみたがいきなり脱線しかけている。
勤め先からの指令はこれの立て直しである。
指令が出ているのは正確には上司に対してであるが。
私に対しても、S社の仕事ぶりの管理をしろ。
という話だ。
出たね、マイクロマネジメント。
これをやられると、取引先は動くには動くが、成果は出にくいことを私は知っている。
やれと言われればやるが、これはお互い疲弊するのを私は知っているのだ。
非常に面倒な仕事になってきた。
順調に進むなら楽な業務だが、まあ、そう簡単にはいかない。
勤め人もメンドクサイというか、給料相応の仕事が与えられるようになってきた。
ま、この上司の過去には似たような案件が数件、コケている。
また同じ轍を踏むと言うわけだ。
最終的な責任が私にくることはないだろうし、私が責任を取って済むような
権限は一切与えられていない。
ここまで自分で書いていて整理できてきたのだが、
私にはあまり関係ない話だ。
私の管理がまずい、何やってんだ!
という責めを受けていた気がするが、
まあ天才上司君と違って、部下に責任を押し付けるようなことはしない上司だ。
しても構わんが、俺はヒラ社員様である。
天才上司君は2回も大型案件をコケさしているが、
お咎めなし。
私に何らかの責任が回ってくることはなさそうである。
そういえばいままでも無かった…。
私は責任感が強いので、ついつい、重くとらえてしまうが、
勤め人のヒラ社員の身分でそんなことは起こり得ない。
もっと気を楽にして働くべきだ。
勤め先との間に明確な線を引いて、
線を超えて入ってきたら、法律で反撃する。
私が逆に債務不履行をしたら、法律で叩かれるという適切な距離感である。
勤め人事業はこの程度で流して、
主力事業の方をどう拡大、安定させるかに注力しなければならない。
勤め人の方は9時5時でちゃんとやる。
結果が出ないときは上司の管理不足ってことでよろしく。だ。
をはり