贈与税の非課税枠1,000万円だと?
これは大いなる罠である。
やめた方がいい。
ちなみに私は貰っていないが、
弟は受けたらしい(笑)。
弟は岩手県の国立大学。
私は東京のお私立大学だったので、
公平を期したということらしい。
親の言い分も分からんでもない。
兄貴は実家の資産を全部承継する。
私が親から得たのは教育だけだった。
だけ、なんて言うと失礼だ。
充分である。
何と言うか、お私立中高とか、
海外留学とか、それは自分でカネを貯めて行くものだ。
他人のカネで行ったとしても何も得られないだろう。
お私立大学の医学部なんてのもダメだ。
国立で医学部があるんだからそっちに自力で行けばいい。
家業としての医者。
という観点からすると、これは苦しいが、分からないでもないが。
同様に、だ。
家を買うから親から1,000万円むしり取ろうなんて、
発想自体がバカ息子(娘)である。
私がそんなことを言われたら勘当である。
非課税枠があるのだから、親は息子に現金を差し出さねばならんという法はない。
私が泣いて喜ぶ提案は以下の通りだ。
➀ 既に1,000万円を貯蓄した。
② 貸家を3件買おうと思うが、自己資金1,000万円と、お父さんからの融資1,000万円で合計2,000万円を見せ金にしたい。
③ これを頭金に5,000万円を借入して7,000万円で不動産を買う。
④ 利回りは10%で年収700万円にする予定だ。
➄ 返済額は20年で組むから年間250万+利息の支払いである。
⑥ お父さんへの返済は年間50万で20年で頼む。
⑦ 残りの400万円は次の物件の投資に回すから貯めておく。
などなど。
そのような「提案」をしてほしいものだ。
私はその提案に対して、法人を設立して法人で買うように再提案する。
非課税枠があるから1,000万くれ?だと?
ふざけた話である。
まあ、100歩譲って、孫の顔でも見せてくれたら考えないでもないが。
そんなクダラナイ提案を持ってくるなと言う話だ。
そもそも住宅ローン金利なんて知れた金額だ。
そんなもん借りたらいいじゃないか?
親から1,000万を引っ張るなら、勝負をせい!勝負を!
事業を始めろ。
お父さん、この世界は資本主義だ。
労働者を1年やってよくわかった。
俺は資本家になりたい。
俺に1,000万出資してくれ!
こっちの方がマシである。
無論、ビジネスモデルに関してはしっかり審査させてもらうが。
有名お私立高校に見切りをつけた長男も、
将来は勤め人大家で、私のようにヘラヘラ暮らしたいと言っているが、
ぬるい!ぬるい!ぬるすぎる。
私がここまで来るのに、
また、この状況を維持するために、何を支払ったのか?
全く理解していない。
が、未熟さは許す。
しかし、結婚して家を買うから1,000万円よこせと言うのは、
大いに私を失望させるだろう。
だったら俺がその家買ってやるから家賃払え。とすら思うのである。
まあ、まるで私の息子がそんなことを言って来たかのように語ってはいるが、
息子はまだ16、12、11歳である(笑)。
あと10年以上先の話である。
まあ、そういうバカなことを言わないようにしっかり教育しないといかん。
引用記事

この記事を見て怒りが湧いて、つい買てしまった。
定年を迎えた父親に32歳と26歳の息子が
住宅資金の贈与を要求したという設定である。
まあ、1万歩ゆずって、だ。
息子が結婚して子供ができただけでも、まあ御の字ってことで良いと思う。
自分のDNAが次世代に繋がったのだから、
1,000万くらいポンと出すのが親の甲斐性ってもんかもしれん。
が、まだまだ私としては先に怒りが来る。
修業が足りん(笑)。
をはり