60歳で3億円の純資産なら御の字

運用の話

2020年2月末時点の純資産

私は毎月、自分の法人と個人の連結財務諸表を作成している。
極めて簡易なものであるが、
自分の損益状況、貸借バランスを見るのに非常に便利である。

それによると、
総資産172百万円
総負債87百万円
純資産85百万円である。

ちなみに昨年の同時期のそれは
総資産166百万円
総負債91百万円
純資産75百万円であった。

つまり1年で純資産が10百万円増加していることになる。

20年後、私が60歳の時

1年で約1,000万円の純資産増、
その前の1年(2018年2月期)では63百万円だった。
つまり、このまま勤め人+不動産であと20年運営していけば、
単純に3億円程度迄純資産が拡大する計算になる。

ただ、資産の増加速度は y=ax という1次関数的な増加ではなく
y = ax^2 という2次関数的な変化を見せるものである。
ただ、私の加齢に伴う勤め人収入の下落も加味すれば、
控えめに1次関数的なグラフを描くと言っても良いと思う。

つまり私は博打を避け、今のまま過ごしていれば
60歳で純資産3億円程度の資産規模を持った経済主体の支配者となれるのである。
これを少ないと見る人もいるだろうし、
多いと見る人もいると思う。

私は「身分相応」だと思っている。

これ以上攻める必要はない

サラリーマンとは手堅い商売である。
また、不動産、つまり大家業とは、商売の中では
最も難易度が低いビジネスと言っても過言ではない。

その2つのビジネスをコロコロと回していくだけで、
私はそれなりの資産規模に拡大していけるのである。

なぜ、博打をうつように勤め人を卒業して新しいビジネスに
乗り出さなければいけないか?
という話だ。

例えば大手総合商社に勤務しているのに、
訳のわからないベンチャーに飛び込む必要はないのである。
仮に飛び込むとしたら、
総合商社の10年分を半分以下にショートカットできるような
成功が約束されたビジネスでなければ割に合わないと言える。

私は今、十分な給与と、適切な負債比率(自己資本比率50%)で
経営されている法人を保有している。
この規模は毎年10百万円(税引後)で拡大を続けている。
私は人生でバクチを打つ必要がない状態にいる。

総資産は分からないが‥‥。

純資産が3億円でも、
総資産はどうか分からない。
100億円規模の物件に拡大しているかもしれないが、
5億円程度で2億の借入という規模かもしれない。
それはどうか分からないものの、
私の加齢に伴って負債の総額は圧縮されていくべきだと思っている。

つまり私はここまでの人間である

ほどほどの学歴と、
ほどほどのキャリアを踏んで、
勤め人+アルファという、
ある意味「ゴール」に辿り着いたと言ってよいと自分では思っている。

これ以上に拡大したいとか、
社員を採用して云々とは思わない。
子供達に託そうという意識もない。

子供たちには私が辿ってきたような失敗を避け、
手堅く同じように金持ちになってほしい。

それはこのブログの読者の皆さんに対しても同じ気持ちである。
人生は短いし、攻略方法は、ある。
資本主義の罠に絡めとられることなく、
さっさと金持ちになって、自分の好きなことをして暮らしたらいい。

是非このバトンを渡したい。
今の時代の人は幸福である。

ロバートキヨサキ、サウザー師匠という先駆者が
良質な教えを布教している。
私のような人間でもこの程度迄はやれる。

そんな思いである。

つづく