2026年3月26日(木)

日々雑感

いくら資産があれば安心なのか?

実はこれには明確な金額はない。
これはむしろ哲学の問題だ。

例えば私の場合はまず、月100万の手残り(返済、経費控除後)が出るような
収益構造を作りたいと思ったわけだ。

返済が4割、経費が1割。
家賃の半分程度が残る体感があったので、
月200万の家賃収入があれば、100万残るかな。
と、そんな具合に計算を進めていく。

月200万の家賃ということは年間2400万円。
利回り10%の物件を買い進めていくなら、
必要な投資金額は24,000万円。
このように導き出される。

当然借入をどの程度使うか?
どう使うか?
これによっても変わるし、想定利回り10%の投資案件なんてねーよ。
と言う人もいるだろう。
そこは人それぞれ違う。

ただ、〇〇万円資産があれば安心❤
と考えたことがある人の99%はその資産を形成できないまま、死ぬのである。
残念なことに。

ただ、私を含めて、世界には一定数、この夢をかなえてしまうタイプの人がいる。
1億人いたら100万人はいるのだ。
日本における富裕層(金融資産1億~5億)が165万世帯という。
1億~5億では足りないという人もいるだろうが、
1%という推定は案外正鵠を射ている。

案外、いる。
皆言わないだけで、かなりカネを持っているのだ。

私はまだ言ってしまうタイプだが、
世帯年収1500万円のパワーカップル!!!!
とか言う記事を見ると、
夫婦二人でたったの1500万しかないのにパワー?だと?
と、思う。自分は世帯年収800万だったくせに。
隔世の感がある。

私もだんだん自分の資産規模や収入をハッキリ言わなくなってきた。
言えるということは言う相手もまあ似たような資産背景、収支構造を持っているからで、
そこから離れすぎると言いにくくなる。
その場合には、勤め人と言う貧乏人の世界ではなくて、
経営者同士という世界に移動するのが手っ取り早い。

とにかく、私としても収入やら資産の話は、徐々にしなくなってきた。
言ってもよくわからないだろうし、聞かれて答えても、
相手にはチンプンカンプンだと思うからである。
適当にお茶を濁す。

仮に私が、資産規模100億、年収1億円のビジネスについて語られても。
よくわからんのと同じだ。
年収1,000万で、5,000万の家に住み、家族4人暮らしの人。
こういう人の話は分からないと思う。

私が勤め先で居心地が悪いのは、
案外思考のクセが違う人間と一緒にいるからだと思う。

あえて言うと、
仕事が出来る人が出世するというのは正しい。
しかし、勤め人としての仕事。
これと経営者としての仕事。これは似て非なる仕事である。

その証拠に、私の直属の上司は投資判断ができない。
投資判断ではなくて、道理とか、政策目的とか、意義とか、
投資と関係ない話ばかりする。
この投資のリスクはどこにあるかという議論ができないのである。
ある程度デカイ企業であればこのような人間が多少混じっていてもいい効果があるのだろうが…。初代SAT家には必要がない会社員だ。

THE 勤め人(ザ・ツトメニン)として出世するには
社長(トップ)へのゴマスリ能力。
最近私はこの能力を大きく見直している。
この要素が大きい。というかこれが全てに近いと思う。

私の勤務先は中小企業のオーナー社長経営だが、
100%これに該当している。
私などは数字はバツグンに出せるが、全く出世しない。
出世頭の二人は全く数字を稼げないが、どんどん出世している。

全く関係ない。
ただ、よくよく考えて見れば、
別に俺もアイツもどっちも勤め人である。
稼ごうが稼ぐまいが、極論。関係ない。
損も得もオーナーに帰属する。

そんな状況で数字にこだわる意味はない。
経営者やオーナーが数字を出したいならば、
そのような事業計画を立案して実行するだけの話。

私も30代までは稼ぎを出すということに意識を向けたこともあったが、
頼まれもしないのに目標の100%以上をやる必要はない。
そもそも経営は目標を高めに設定するから、まあ5,6割がた出来ていたら
後は言い訳しておけばいいのだ。

最後に話を戻す。

基本的に「安心できるかどうか」それは金額の多寡ではない。
仮にバイト収入しかなくても安心して生きることは可能だ。
剣の道を究めた宮本武蔵が最後無刀の境地に至ったように、
実は資産の道を究めてしまうと、資産は不要だと気付くのである。

ただ、凡夫たる私はそこまでの境地には至れないので、
生活を質素に整えて、月15万あれば幸せに生きられる。
最後は貸家2件程度持っていられればいい。
そこまでは至れる気がする。

をはり