2025年9月22日(月)

日々雑感

土日でしっかり休んだ。
先週は飲み会ゼロだったので、無駄な疲労がなく、
スッキリ休めた。
非常に良い。
そもそも飲み会に行っても飲まなければいいだけの話なのだが、
そこはアルコールという毒物の力だから抗しきれない。

そもそも酒の席には参加しない方がいい。
とはいえ、接待は必要だ。
勤め先のカネで行かなければいけないイベントがあるから仕方ないが、
プライベートでまで、酒を飲むことはない。
100害あって一利なし。

特に私は喫煙もするので、酒はやめておいた方がいい。

さて、

明日が祝日の月曜日だからか知らんけど、
電車が空いている。
勤め先に出社している人も少ない。

私もかなりブッたるんだ労働をしていると自認しているが、
世間はさらにブッたるんでるのかもしれん。

それは当然で、私は徒手空拳(ゼロ)から出発して、
「半」資本家のステージまで登っている途中。

誰だとおもってるんだ。

©斉藤さん

私が多少、サボっているのと、
凡人共が普通にやっているのが同じレベルなのだ。
私が凡人共「がサボってる」と思うと言うことは、
連中、相当サボってる。

そういうことなのだと思う。

マラソンの日本選手権レベルの人のジョギングは、
凡人の全力疾走なのだ。

世の中全体ブッたるんどる。

話は変わる。

資本家にとって最高の労働者とは、
日本選手権レベルの労働者に全力を出させて、
凡人並の給料を払って使い倒せるヤツなのだ。

労働者教育を徹底して叩き込み、
優秀で従順な労働者を育成する。
その労働者を企業(資本家)が使い倒し、
税金を回収する。
さらに住宅ローン、教育費でがんじがらめにして、
最期は70歳を前に死んでくれたら、最高なんだ。

私がこのカラクリに気づいたのは、
司法試験をあきらめて、就労した時だ。
サラ金が親会社の借金取り(勤め人)になって、
25歳で50歳の先輩社員を見ると、年収はせいぜい800万。
私の大学の同級生たちは30歳で早ければ1,000万を超えるのに?

「このまま、ここにいたらヤバイ」と思って、
転職したが、結局30代で1,000万を貰える企業には行けないと分かった。
創業者が麻薬SEXで逮捕されたブラック企業でも働いたことがあるが、
オラオラ営業マンとして立身出世することはできなかった。
結局年収350万の勤め人に戻って、
勤め人500万 + 不動産で500万の合わせ技で年収1,000万にしようと決めた。

資本主義における資本家と労働者
という視座から俯瞰することはできなかったが、
実感として、強烈な違和感を覚えた。

その直感はフワフワしたものだったが、
聖丁を発見することで、フワフワした肉塊に理論的な背骨が入ることになる。
労働者と資本家という視点を持たないままではあったが、
大家業と勤め人を並走させるんだ!と決意したのは結果的に正しい選択だったのだ。

労働収入だけではなく、資産からの収入を得る。
という道に走り出したのだから、結果的に正しい方向に走り出すことができたのだ。

もし、別の世界線の私があって、
新卒で内定をもらえたメガバンク系の企業などにスっと入社していたら、
こうはならなかったかもしれない。
待遇が良い大企業で、一生懸命働いたことだろう。
ピーターの法則が示す通り、
私の能力の限界まで出世して、終わったことだろう。

そして40歳を前にして、
自分には会社以外に何もないことに気づき、
長い老後が視界に入った、
そこから大家業を始めることになったのかもしれん。

人間万事塞翁が馬である。
私のこの挫折を織り交ぜた人生は結果的によかったのである。
左翼的な法曹を早々に諦め、20代で労働者として仕掛けられたシステムに気づけた。

そしてそれは今、最盛期を迎えている。

ムスコが一流お私立中高を転校するというマイナスイベントはあるが、
まあ、こんなもんはササイなことである。
小5~高2までの6年間、毎年150万円、900万円。
公立に行かせておけば700万円くらい節約できたかもしれないが、
結局、これも勤め人に仕掛けられた、
教育費という罠。勤め人養成機関としての教育システムだ。

この罠を発見することができたわけだし、
下の子二人まで含めてまとめて罠にはまることを回避できた。

今、一生懸命子供を医者にしようとしている人がいるが、
まあ、頑張ってほしい。
俺はそのルートは進まない。
少なくとも医療機関も企業再生の対象になっているが、
(私の勤め人仕事)
濡れ手に粟で儲かる業界では、もはや、ない。

私が目指すファミリービジネスは不動産を軸にして、
○お勉強型子孫は「投資判断」「金融」「税務」「法律」をする。
○コミュニケーション型子孫は「営業」
○肉体系子孫は「リフォーム」「建設」「解体」「庭師」をする。
大家業ってのは、要するに裾野が広い。
今、外注に出している業務を一族が担うことで仕事が内部循環する。

そういうやり方がいい。
たまに医者やら弁護士やら、総合商社に行くレベルの才覚あるのが産まれるだろうが、
逆にそういうヤツは使いにくいだろう。

とにかく、血縁を重視しながら、
数で集まるのが大事である。
血は水よりも濃いのだ。
また、有能な人材は血縁に取り込むのもいい作戦だ。
政略結婚である。

実際強力な政治家同士はやっているし、
大企業もやっている。
「古い!」と言うのは貧乏人どもだけじゃないか???

こういう、とりとめのないことを書くのは実に楽しい。

明日が休みの月曜日、ホワイト高給勤め人として都心に出勤して
エリートヅラするのは大いに楽しい。
が、
浪費を煽ってくるこの都市には長居は禁物。
さっさと帰宅して地価の安い自宅でゴロゴロしよう。

をはり