2025年9月10日(水)

日々雑感

やっぱ資金繰りこそ命よな。

200万円、2年の公庫様借入が承認された。
2年連続で複数物件を買ったため、タイトになった資金繰り。
運転資金を確保するため。
という新しい融資である。

これまでのカツカツ運営を反省して、
個人口座100万、法人口座200万、
それから
個人口座200万、法人口座300万を、
資金繰りの底でも維持できるようにルール化して対応していく。

2年返済で200万なんて短い融資を受けて意味があるのか?
という疑問の声が出るのは分かる。
私もそう思う。
しかし、これが重要である。

基本的に赤字運転資金であれば食いつぶして終わりなのだが、
これは黒字の企業に対する運転資金の供与である。
毎月のCFが黒字なので、毎月現預金の残高は増えていくことになる。
私のキャッシュインの額は個人で50万、法人で100万ってところだ。
諸々の支払いを終えると、なんとかプラスで終わる。
この自然増を待っていたら多分3か月はかかる。

この間に突発的な支払が発生したら、
口座引き落としができないケースが生じかねない。
やはり2年200万でも、借りて置いておくべきなのだ。

過去の私のクセでは資金はギリギリで回して、
返済に回す。ということをやってきたが、
ここからしばらくはルール化した現預金残高を維持。

その上で、設定したルールを超えた現預金で
投資をやっていくというスタイルに変更だ。

個人で200万、法人で300万も常時あって、
投資も年1件以上安定的にできるとなると、
これ、勤め人卒業余裕じゃないか?
と、思ってしまうのが怖い所だ。

今までは資金繰りをギリギリにしておいて、
自分の脳を「貧乏、働かねば」とだましていた所がある。

この点は気になるが、仕方がない。
まずは手許現預金水準500万円のラインまで投資を休む。
恐らく2026年1月にはこの水準に達すると思う。

来年以降は公庫の借入が順次返済期限到来で着々と完済になっていく。
倒産防止共済も来年には終わらせる。
SAT債の大口債権者の一人から、
「もっと借りろ、全然借りてないじゃないか」
というプレッシャーがあるので、
来年は大口債権者Iさんから借りて投資することにする。

貴重な金主(スポンサー)だ。
低い利回りではあるものの、代わって運用しているようなものだ。
年5%程度でよろしければ、
私宛債券として運用して差し上げるという性質も、ある。

ここからしばらくは安全運転モードへの切り替え、移行期間である。
そろそろ経営の安定性ってヤツを気にしていく時期ということか。

つづく

3 件のコメント

  • 資金繰りが、やはり重要ですよね。
    私の場合、いつ引退ということになってもとりあえず
    10年から15年は生きのびれることを目標に貯めてきましたが
    低コストな私の家の家計を考えると、もう良いような気もしますが、学費が想定よりもかかるかも知れない。
    マンションの管理費、修繕費、固定資産税がまあまあかかるよな…様々考えるともう少しサラリーマンをして臥薪嘗胆の日々を過ごすかなど安牌な方向に日和っています。

    • 10年単位の資金繰りは全く考えておりません(笑)

      大家業は日常的に発生する修繕をカバーしつつ、
      新規投資の調達(長期資金)が重要です。
      ビジネスによって資金繰りに特徴がでますね。

      安定したビジネスを保有する資本家にとっては、個人レベルで必要な
      老後資金、教育資金等の問題はほぼ生じなくなります。

  • もはや買いたいと思ってポータルサイトを見ても手が出ません。
    年初にタマタマ買えたものは、売主も地場仲介もご老人だったので、価格設定が世間水準ではありませんでした。(家のローンを返せればいいだけという価格設定)
    どの不動産もそうですが、特に私の主戦場の部門は、もはや究極の出口モノしかありません。
    というか、私の主戦場にこんな高値でワラワラいい物件が出てくるのを見ると、今まで静かにHOLDして美味しい思いをしてきた人がこれだけ居たのだと実感しました。

    少し前までは、何とか買えそうなものもあったので無理してでも買ってましたが、
    手が出ないので見てるしかないのは、丁度手元資金を増やすイイ機会と思っています。

    今、年3%のインフレで現金を持ってると3%ずつ目減りすると煽ってますが、いつの時代もいざとなったらやっぱ現金です。
    それでリーマンショックの時、すごいものを掴みましたから間違いないです。先月任売で回ってきたものも、一旦不売になってしまったので、可能な限り目減りさせることなくいつぞやに備えて手元を厚くするいい機会だと思ってます。

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