石破総理はスゴイやつだ。
もちろんいい意味ではなく。
衆院選で敗戦して、参院選で敗戦したら、さっさと辞めるのが普通の考え方だが、
やめない。
グダグダと言い訳をしてしがみついている。
だが、私はこの光景を見たことがある。
そう、私の元上司、「天才上司君」である。
私に対して、「社員は無理ですね。」
と、言っておいて、自分は賞与の査定まで、目標数字が未達になることを隠して、
賞与の査定が終わってから、『できませんでしたー、てへっ。』
と、やってのけたのだ。
反省の弁はなし。
今も偉そうに責任者の職責を担っている。
私はその一件以来、ヤツと関わらないようにしている。
天才上司君といい、石破ゲル氏といい、
責任とは何か?という話である。
不倫やら失言などで、いちいち辞める必要はない。
しかし、
政治家、特に政党のトップの責任とは?
「選挙で勝つこと。」である。
自民党のような老舗政党であれば、
全国に支持者がいる。
地方議会にも、その後援者にも。
今回の選挙でたくさんの自民党支持者がダメージを受けたのだ。
石破で2連敗したのだが、
過去、衆院選で負けた後で辞任しなかった自民党総裁はいないらしい。
さらに参院選でも負けたなら、潔く腹を切るのがスジであろう。
しかし、未練たらしくしがみついて、
今、各所から突き上げられている。
まあ、見苦しい。
その前に私は自民党は見限っているのだが。
同じく天才上司君も見限っている。
勤め先の社長には世話になっているから、ビジネスには協力はするが、
あのアホを再び私の上司に据えるようなことがあれば、
労働法を実務に活かして抵抗するかもしれない。
ただ社長は有能なので、私を天才上司君の下から異動してくれた。
このような人事をするというのが、良い経営者である。
ましてや、自民党などは、緊縮財政派から積極財政派まで、
軍拡派から軍宿派、親中から親米、親ロ派まで。
会社よりも幅広い、さらに濃いメンツってヤツが揃っている。
これを取りまとめる自民党総裁ってのは、
並じゃないのだ。
まさに戦国時代の大名みたいなものだ。
コイツの指揮下なら勝てる、コイツの家臣なら俺らも良い思いができる。
この人についていきたい。
様々な感情を受け止め、溢れさせない度量が必要だ。
男子たるもの、自分を治める度量は当然、
小さくは、家族、一族郎党、勤務先の部内、経営者であれば企業を治める度量がいる。
報道陣の前や国会で不機嫌な顔をするのは、もう、、、、思春期で終わっていなければならない。
石破ゲル氏は2度負けた。
関ケ原で負けて、大阪の陣で負けたら、豊臣家は滅びた。
2度の決戦で敗北してなおも盛り返したという例を私は知らない。
普通、一回の失態でクビだ。
それが指揮官ってもんじゃないだろうか。
さもなくば、部下が大量に死ぬんだよ。
ただ一家の主ってヤツはありがたいもので、
嫁が子供を連れて逃げるまでは
何度失敗しても大丈夫だ。
まあその話は深入りすると墓穴を掘るので今日はこのくらいにしておく。
をはり
2025年7月24日(木)
