2025年7月13日(日)

日々雑感

週末はどこへも行かず、ひたすら家にいた。
とは言え、食べたものは玄米と鯖の塩焼き、納豆とレトルトカレー。
全て家に常備しているものを食べて過ごした。

ひたすらNETFLIXを見たり、Xを眺めたり、
動かないで体力の回復にささげた。

なぜか?

それは月曜日も日帰り出張で中国地方に行くと言う
地獄のスケジュールだからである。
この出張には往復の移動だけでも4.5万円のコストがかかっている。
さらに俺の労働力。
これが一番大きいんだが、
1日7時から22時まで15時間拘束されるわけだ。
おれの人件費は額面で5万じゃ足りない。
10万は行かないかもしれないが、10万弱だ、弱。

15万程のコストを使って、行くのである。
確かにデカい案件だし、これをコケさしたら、俺のクビは確実だ(嘘)。
おまけに地方のライバル企業同士がケンカをしている状況に、
割り込んでいって仲裁しながら交渉をまとめる必要がある。
何が面倒って、
この仲裁をする俺の立場が、片方の取引先だから。
という理由なんだ。
さらに面倒なことにこのライバル企業の2社は、
どちらも元をたどれば同じ企業の社員である。
独立してライバル企業になったのだ。
その独立させるきっかけは派閥の争いである。
まあ理解する必要はない。
この話はここで終わりだ。
要するに、非常にコンプリケイテッドだってことだ。

私の勤め人として素晴らしい能力は、
トラブルを未然に防ぐことにある。
そもそもトラブルになって、社長!どうしましょう!
という事態にはほとんどなったことがない。

私をクビにしたい連中から、
小さな誤字を指摘され、揚げ足を取られることはあるが、
デカいミスは起こさないのが強みである。
俺が担当すると、何も起きなくなる。
ただ、平和な時間が流れるだけ。
私はこの能力を最重要視している、
担当者力。とでもいうべき資質である。

優秀な管理職以上の役職者は、この能力を理解している。

私の勤め先の社長はこの点を買ってくれているのだと思う。
告げ口や陰口を社長にご注進するアホがいるのだが、
そいつのご注進にも耳は貸しただろうが、
告げ口野郎の思い通りに私をクビ(まあ、社長であっても俺をクビにするのは骨が折れる)にしなかった。
やはり一定レベル以上の経営者には「人を見る目」ってものがある。

私にもあると思っていたが、案外ないことが分かってきた。
だからなるべく他人を使わなければいけないようなビジネスはしない。
身内はひいきしながら使う。
理由は身内だから。
類似の遺伝情報を持つものが協力して繁殖するのは生物として当然である。
有能な人材は身内と結婚させて取り込みながら拡大していってほしい。
初代SATはそこまでしている時間も能力もないのだ。

をわる