2025年6月16日(月)

日々雑感

生活が乱れている。
生活の乱れを勤め人を辞めれば解決すると考えてはいけない。

確かに通勤と労働で12時間近く拘束されている人が多数派だ。
睡眠時間を8と置き、食事や掃除、洗濯に2時間を要したら、
完全なる自由時間は、ほぼ、ない。

なるほど、確かに
労働に12時間を奪われているのであれば、
それがなくなれば、より生活を充実させる活動も可能であろう。
しかし、
この生活の質の改善は、特に勤め人卒業間近の人はなおさら、
勤め人をやっているうちに取り組むべきである。

私自身、つい、勤め人を辞めたら、〇〇を改善しよう。
と、問題を先送りしてしまっている。
例えば

➀ 筋トレ
② ウォーキング
③ 禁酒
④ 禁煙
➄ ダイエット
⑥ 不動産、経理の資料整頓

この辺りはいつも問題を先送っている。
土曜日日曜日にもっとしっかり片付けるべきなのだが、
勤め人の疲労を言い訳にしているのである。

このまま勤め人を辞めてしまうと、
空いた12時間に、酒、程度の低い女、肥満など、
堕落した生活がヌルリと入り込んでくるに違いないのである。

連休や、長期休暇はまさに勤め人卒業後の予行演習である。
確かに、3連休でも、1日は勤め人労働の疲れをいやし、
2日目に洗濯、散髪、不足した物品の買い出しが出来ればいい方で、
大体3日目に先送りする。3日目も午後にもなると、翌日からの労働への嫌悪感から、
飲酒に逃げる人も多いと思う。
私も30代前半はそうだった。

勤め人卒業間近と言うことは、
勤め人事業の方は手を抜いてもいい。
将来の本業である、副業を頑張るのも重要だが、
ある程度副業も軌道に乗っているのであれば、
むしろ生活の質の向上に努めた方が良い。

特に相続問題に有効だと思っているのが、
一世代飛ばし相続である。
この危険は、相続先の孫がバカか利口か分からないうちに承継してしまうことである。
ちなみに私は45歳にもなって、祖母が生きているのだが、
まあ、そこまでとは言わないまでも、仮に私が85歳でも矍鑠(かくしゃく)としていたら、
息子の年齢は55歳⁻50歳⁻49歳である。
いかがだろうか。
彼らの息子(娘)もある程度判断可能な段階に達しているのではなかろうか?

一世代飛ばし相続をするのはリスクもある。
孫の未知数問題もそうだし、
そもそも健康で、キレる頭を維持できるかどうか‥‥。

まあ、とにかくだ。
私のアセットも少ないとは言え、2億円程度まで増えている。
5%の純利益を残すとして、年収1,000万円。
生活費が低く維持できるのであれば、
ここまできたら、後は資産の拡大は巡航速度に任せて、
健康、生活スタイルなどに目を向けた方が良いかもしれない。

つづく