早慶以上の私立大学に進むような学生の割合は全人口の何%だろうか?
東大やら阪大などの一流大を含めても、大体3%以下らしい。
30人くらい子供を作ればまあ一人くらいは出てくるという確率だ。
高学歴→一流企業と、子供を進学させることを
一族のモデルとするには無理がある。
そもそも高学歴、一流企業程度の収入では30人も子供を持つことはできないし、
まあ30人も子供がいたら、相続で資産が分散する。
だから高学歴エリートが自分の子供を同じようなルートに進ませよう。
なんて考えるのは、割に合わんギャンブルなのである。
地方国立大(県庁所在地名大学)程度ならある程度パターン化できるかもしれんが、
そんなものを一族の掟にするのもアホらしい。
まず子供は3人が目標となるだろう。
1人では常に滅亡の危険がある。
2人でも怪しい。
3人いれば一人くらいは子孫繁栄につながるかもしれない。
妻の兄弟は3人だが、
子孫をもうけたのは妻だけだ。
要するにそういうことだ。
その上で、一族の中核とするビジネスは大家業が望ましい。
一族の収益不動産を1社で保有し、株式は可能な限り一人だけで保有する。
この中核的不動産法人を少しずつ拡大させていく。
一流大学を出る必要はないが、
株式会社の代表者、オーナーとなって、税理士やら、銀行員と、
対等に会話ができる程度の知能がある者が産まれる必要がある。
私の息子3人がいずれもパーであった場合には、
兄貴か弟の子息を養子に貰う必要があるかもしれない。
10人全滅ってことはまさかあるまい。
一応長男でも次男でも三男でも構わないが、
誰か一人はこの法人を承継してもらわないと困る。
勤め人をやってくれても構わないが、
並走させる必要がない程度の規模にはなっているはずだから、
申し訳ないがどうしても、一人は、私も妻もボケ老人化する前には承継してもらわないといけない。
まだ高校生と小学生なので早いかもしれないが、
SAT一族としてこれこれ、こういう永続のプランがある。
というのは懇々と説明しなければなるまい。
さて、そんな法人の現況であるが、
私の法人が総資産2.3億、純資産1.3億
妻の法人が総資産3.5億、純資産3.6億
こんなもんだ。
月次の収入が合算で300万、CFが200万ってところだ。
まずまずではあるが、私と妻と3人の子だけが喰っていけばいいってもんじゃない。
この3人の息子どもも、いずれ所帯を持って一族繁栄をしてもらわないと困るのだ。
総資産10億、純資産5億程度まで拡大した当たりで、
3人の息子の経済的自立が始まる。
高卒で働くヤツもいるかもしれんが、その場合には、
このSAT家の中核ビジネスである、不動産賃貸の周辺業務をやらせてもいい。
即ち、不動産賃貸仲介業(客付)でもいいし、
リフォーム内装業でもいいし電気工事もあるだろう。
少々頭が切れるヤツは、司法書士でも土地家屋調査士でも税理士でもいい。
中核法人の仕事+外部の仕事も取ってきて、商売をやるのがいいだろう。
同時に自分で法人を持って、貸家を増やしていくのもよかろう。
全く関係ない勤め人になって離れるという選択肢もあるだろう。
私はそのパターンだったが、実家が近く、一族で団結して買い進める方がいいと思う。
ただでさえ貧乏な兄弟、親子が分散したら、資本主義に各個撃破されてしまう。
是非集住、協力して一族として繁栄する形を取りたい。
そのためには家族仲が良好である必要があるのだが、
どうも私のDNAはそうできていないらしい。
ついつい家族がバラバラ、孤立化するようにできているらしい。
まあこればかりは致し方ない。
努力はするが結果が出ない可能性がある。
特に長男などは、反抗的であり、私もついつい18歳になったら家を出ていけと
言ってしまう。自堕落な生活に我慢ができない。
私も顔を見ていると文句を言いたくなるから、なるべく顔を合わせないようにしている。
まあ高校生あたりは親と仲良く会話した経験など、ないから、こんなものかもしれない。
かといって、優しくして、そのままニートで居座られても困るし、
バランスが難しい。
相変わらず何もない週末。
もうしばらく勤め人をやりながら考えていきたい。
つづく
2025年6月1日(日)
