2025年5月27日(火)

日々雑感

21号の検討を始めているのだが、
これも借入だ。
こんな借金だらけで俺は本当に勤め人卒業しても大丈夫なのか?
と、不安になる日々だ。

ちょっと計算してみる。
給与を除く満室家賃は156万円/月ほどだ。
これがMAXの売上とすると年1,800万円となる。
返済はざっと80万円/月。
手残りは76万円/月。

うーーーーーーーーーーーーん。
である。
ここから経費を払っていくとして30万、
手取り500万円(税後)が良いところではなかろうか。

なんとなく、貧乏な勤め人に逆戻りするような印象を受けてしまう。
ただ、超短期で組んでいる借入(あと4年もすれば順次完済となる)がある。
これが終わってしまうと、返済額がなんと40万円も減るのである。
そうなると年収1,000万円くらいの勤め人程度の生活は可能である。

まあ、この短期借入ってのがクセモンなのだが、
実はこれ、勤務先の退職金等で全部返済できるのだ。
引き金を引いてしまえば、役員報酬1,000万位取りながら、
1人会社の社長様になれるという計算になる。

下の息子二人が小学生なので、
少々心もとないが、
そうは言っても妻にも同程度の収入がある。
更に私も46歳の働き盛りに何もしないってこともない。

ただ、最も問題なことは、
この収入の上に、今現在は、勤め人の給料という、
家族の扶助も含めた、労働力再生産のコストが支払われていることなのだ。
この給与というのが魔物であって、
本当に安定している。
勤め先のビジネス、それ自体も安定しているが。

毎月一家5人が普通に生活できるだけの収入としてドンっとある。
これが問題を難しくしている。

例えるなら、芸能人並みの美人が愛人にいるようなものだろうか?
離れられなくなる。
さらに例えるなら、竜宮城で接待されている浦島太郎のようなものだろうか?
毎日リッチな食事と、エンタメが提供される。
帰る必要もない。
そう、変える必要がないのだ‥‥。
さらに、一部の勤め人卒業した大家と比較すると、
ホワイト労働である。

激務・ストレス系の仕事ではない。
なぜ、あえて、この有利なポジションを捨てて、
貧乏にならんといかんのや。
というギリギリのラインに立たされ。ているということだ。

そう考えると、私は30代後半では、既に勤め人卒業は可能だった。
長男に無理やり中学受験をさせなければ35歳前後でも可能だったかもしれん。
それをずっと踏みとどまらせてきたのは、まさにコレである。

なぜ、敢えて、有利なポジションを捨てて、勤め人を捨てないとあかんのや?
この、引力だ。
何かを手に入れることは、ある意味容易だ。
不動産が欲しいのであれば、
毎月5万円でも貯金して、2年もすれば100万円貯まる。
それで戸建を買ってリフォームして…。
増やすことができる。

しかし、敢えて高給与を捨てるという選択は、
かなり難しい。
自分のドストライクの異性と、別れる必要もないのに別れる。
それに近い選択だ。

©進撃の巨人 諌山創先生

私が割に合うと思っている勤め人の立場を捨てることがあるとしたら、
それより大切な何かが必要なのだろうな。

をはり