2025年5月期決算報告(9期目)

法人の話

PLから

売上は13.4百万円
SATは給料が不動産収入より少ないと言っていたが、こんなもんか?
という意見が出そうだが、私は個人名義でも不動産を持っている。
それを含めると、まずまずの数字である。

そして、今年3月末に物件を購入している点も踏まえると、
10月分の満室家賃が取れていないのである。
そこまで含めて、やっと給料を超えるのである。
そういう訳で、私の勤め人収入は高い。

さすがに総合商社やらTVマン、メガバンクの最速出世マンたちには及ばないが、
まあソコソコ高いと思う。
特に40代も半ばになると、勤め人の給料はピークを迎える。
そこからさらに上げられるかどうか‥‥。
ここから差がついてくる。
出世競争に敗れることが確定していくのもこれからだろう。
私は永遠のヒラなのだ。

さて、コンサル売上というは、まあ秘密だ。
ただ、実態を伴ったコンサル事業である。
これはシークレット商品であり、まず、広告宣伝はできないシロモノだ。
ある程度ディープな投資家仲間にだけコッソリ販売している。
詳細な説明は勘弁してくれ。

営業利益で800万。
販管費が高いと思うだろうが、この9期には3戸、2回の不動産売買がある。
この手数料関係もガッツリ来ているので、ちょっと高めの販管費だ。
金利240万は高い。
SAT債の金利は5%であり、2,000万借りただけで、100万にもなる。
そもそもLFトラストの金利も今は4.3%まで上がっている。
この支払利息だと、1億くらい借りていないと帳尻が合わんのだが、
借入額としては全然少ない。
詳細はBSの借入金を見て、どの程度の調達金利かは推測して欲しい。

当期純利益は結局420万である。
800万円までは中小企業特例(?)で税率が15%と、低い。
ここを越えてくるかどうかが、勤め人卒業のターニングポイントだと思っている。
つまり800万(世帯1つ分)の給料(役員報酬)を払えるということになるからだ。
個人名義の不動産所得を加えると、大体私はこの水準を突破したと言ってよい。
だから、勤め人大家じゃねえ、大家兼業勤め人だとか偉そうに言っているのだ。

BSはどうか?


資産が1億円を突破した。
個人名義の不動産の他に、法人に移していない底地がある。
この辺は個人から法人に不動産を移した経験がある人は説明不要だろう。

高田馬場マンション(評価45百万)、有価証券、戸建(評価10百万)、底地(15百万)など、
結構なボリュームのアセットが個人名義でもあるので、
私の公称資産額2億というのは法人、個人合算である。

まあ、おかしな金額はない。未収金は家賃の未収、建物はボロばかりなので、17件もあるのに資産としては1300万円。少ない。償却で減っている。
自動車は簿価1円になっちまった(笑)。

土地は、土地だ。長期前払い費用は火災保険料である。
保険積立金は倒産防止共済だな。既にMAXまで行ってしまって、節税の用をなさない。

短期、長期の借入は併せて7,000万円、個人では3,000万円ってところ。合計1億の負債である。
その他変な借入勘定はない。
まあこんなもんである。

決算書を公開する理由

法人は公器であるから。
以上である。

かなりきわどい節税を過去、やってきたのだが、
結局は税務署様からの指摘を受けて、修正申告し、納税した。
思うのだが、そもそも国家の枠組みの中で、
日本円を使って商売をしている。

違法な商売によって得た利益は没収される。
ルールに従って商売しなければならない。
私は正々堂々、誰にも隠す必要がないビジネスをやって、
納税しているのである。
それを公表するほど、後ろめたいことがないということだ。

SAT債を発行しているという責任もある。
人様から借り入れをしているし、今後も募集するのであるから、
その財務に関してはオープンにするべきだと思っている。

まあそんなわけで公表している。
毎日更新しているのをフォローしている人は、
かなり奇特なファンだろう。

大体勤め人大家を18年くらいまわしていけば、
この程度だということを理解して欲しい。

私の場合には勤め人の給与が多少多いのだが、
それがこの法人に投資されていると言える。
逆にもっと勤め人の力を抜いてやっている人は、
個人から法人に流す力も弱いが、
法人それ自体の活動に力を入れることになるから、
結局は似たような資産規模になるのではなかろうか。

要するに資産2億、純資産1億くらい。
40代としてはそんなもんじゃないだろうか?
案外すくない?
まあそれは言わんでくれ。

人と比べてはいけない。
比較対象は常に過去の己だ。

をはり