2025年3月7日(金)

日々雑感

一週間も終わりだ。
勤め人で働き、疲れて帰宅してひと段落し、
聖丁のサブスクを聞きながら筋トレしたりゲームをして
早々に寝る。
という生活。

通勤に2時間を差し出しているが、
これも勤め人の給与のうちである。
無駄な時間だが、無駄な時間が高値で売れるウチはうる。

いかんせん。
その無駄な時間を買い上げてくれる勤め先以上に、
儲かるビジネスモデルを構築できていない自分の、
不徳の致すところだ。

さて、

勤め人の仕事で医療コンサルの日本経営という会社と
キックオフ的なミーティングを行った。
最近医療機関の問題債権が増加している。

私の見立てでは、
過剰人員と経営層の無能、
それに付随する無駄の排除で簡単に再生できる病院だろうと思っていたが、
日本経営の見立てではそうでもないようだ。

医療機関として必要な人員配置と、
近隣の医療機関との分業、協業、医療ニーズを
的確に分析して、
結論としてはこの病院は不要。
近隣の効率病院と統合して効率化すべきとの結論だった。

医者なら何とでも食えると思って、
どうせ雑な経営してるんだろう。
と、タカをくくっていたが、医療の現実はそう甘くないようである。

カネがない老人、若者は医者にもかかれない。
老人が医療を食いつぶしているのではなく、
医者が社会保険料を食いつくしつつあるのだろう。

まあ、再建は可能だが、再興は無理だ。
金融機関には損切してもらい、最低限の経営を立て直して、
行政にも働きかけて公立病院と統合していくしかないだろう。

勤め先は○○省の管轄だから、
厚生労働省の管轄の医療法人の再生は業務外なのだが。

繰り返すが黒字化はできる。
しかし、儲かるビジネスにはならん。
地方から医療が崩壊しているのかもしれないし、
そもそも、医療はそこまで手厚く必要ではなかった。
つまりサービス過剰だったのだと私は思う。

80歳過ぎて死ぬのはもう当たり前だ。
大往生として来世にかけた方が良い。

さて、

有意義な勤め人の仕事もさることながら、
私の商売もてこ入れしていかないとダメだ。

そもそも私のキャリアの出発は不良債権処理だった。
債権回収である。
この分野は多少の変化はあるが、
10年一夜の如く、あまり変わらない。

法的手続の進化速度は遅い。
金融が不動産の証券化、債権の流動化、ファンドなど、
新しい手法を次々と発展()させていく中でも、
回収の分野は新しいことは、少ない。

そもそも日本人は延滞率が低いのだと思うし、
金融機関も固い。
回収分野はとにかく不人気だ。

不人気であっても給料は金融のエースとさほど変わりないのが勤め人だ。
是非、さっさとキャリア()を投げ捨てて、回収分野に若い人が来てほしいところだ。

その回収分野から、
再生みたいな商売に首を突っ込みたくもないのに
首を突っ込まされてもう10年以上が経過した。

7年前に担当した先の企業は本気で再建に当たったが、
勤め先は突っ込んだ支援はしない。
しょうがないから、裏技を使って、勤め先の債権を処理して、
その後、無償でコンサルをしてきたが、
やっと7年経って経営が安定して、融資取引も再開できそうだ。
長かった。

恐らくガチンコで私が経営に入っていれば
2年で建て直せたと思うが、
経営者自身の成長を考えると、これ(7年)で良かったのかもしれないと思う。
結局自分の頭で考えて社長自ら行動しないと、企業は立ち直らんのである。

そもそもだな。

私は企業を金融機関が再生させると言うのは仕事が違うと思っている。
企業が立ち直るか立ち直らんかは、
経営者自身の問題だ。
債権者の立場を使って経営を入れ替えたりなんなりするのは構わんが、
採算が合わん。

それよりも成長する企業に適切にカネを付ける。
衰退する企業からは適切にカネを剥す。
これだけでいい。

それに税金を突っ込んでこねくり回すのは不要だ。
債権回収はもっと修羅の国でいい。
行き過ぎた回収行為だけキッチリ規制して、
あとは自由にしたらいいのだ。

知らんけど。

引き続き19号ー20号物件の購入を進めていくが、
三井住友トラストの担当者が個人から借入していることを気にしている。
そもそも不動産担保融資でガチガチにして赤字企業にも貸しているのだから、
それで否決ってこともないと思うのだが、
闇金から資金調達しているわけでもないし、
そもそもシロウトに回収でノンバンクが負けないでしょ‥‥。
と、思う。

SBIネット銀行からカードローンを借りていた時は3件貸してくれて、
今更個人債務があるからと言って貸さないと言う融資判断もかなり間抜けだと思うのだがしかし。

をはり