昨日は息子の三者面談であった。
高校1年生なので進路の話という訳ではなく、
単に下位5%の成績だったから呼び出しを食らったと言う情けない話だ。
そもそもだな。
中学2年から高校1年の1学期まで学校をサボっていたのだ。
マトモな成績など取れるはずもない。
長男の最大の功績は
お私立中学受験には意味がないという証明をしてくれたことだ。
結果的に次男三男の受験はしないことに決めた。
そもそも私が地方の公立出身で、
人並みの学歴を得ている。
能力のある人間は放っておいても東大に行くし、
能力がない人間はどんな教育を施しても落ちこぼれるのだ。
お私立受験ってのは勤め人卒業の罠である。
高額な結婚式、新車、新築の家に並ぶ、
巨大な出費である。
固定費の増加ってヤツだ。
固定費の増加は恐ろしい。
恒常的な売上が必要になる。
長期安定した売上は経営者であればだれでも欲しいものだ。
誰でも欲しいモノってのは価格がたけぇ!
たけぇんだよ。
高い割に価値がないものに投資する。
これを浪費という。
本人たっての希望でもない限りは行かせる意味がない。
持論だが、
今の生徒の倍はいるであろう受験戦争を私は8割がた勝利した。
第一志望の国立大学には入学拒否をされてしまったが、
まあしょうがない。
盛岡にはマトモな塾はなく、
皆、独自に勉強していた。
現代はスマホも動画もある。
AIもある。
勉強しようと思えばどうとでもなる環境だ。
本人の強い意向でもない限り、
活かせる意味はない。
そもそも医学部に行くようなヤツは勉強をしなくても
勝手に好成績をたたき出して、
勝手に進学していく。
大谷翔平は岩手の英雄となったが、
仮に大阪にいても、鹿児島にいても、どこにいても
頭角を現したはずだ。
結局ソコソコの大学を出ても、
慣れの果ては私である。
勤め人として比較的成功した私がこの程度に過ぎないのだ。
20年弱の副業不動産投資が
ついに給与を上回った。
最初から大家業、独立を視野に、
大手不動産会社→小規模不動産会社と転職して、
独立していたら、今頃20億くらいの資産は形成できていただろう。
戦略とはそういうことなのだ。
ガキどもが、お私立受験に汲々とするのはいい。
だが、親がそれに巻き込まれてはダメだ。
高い視座から俯瞰して見なければならん。
つづく
2025年3月23日(日)
