2024年9月5日(木)

日々雑感

なんだかんだ言って平和である。

パクス・ロマーナという言葉があったが、
パクス・SAT家である。

2023年に妻の相続が完成して、
SAT「家」としての不動産事業が月100万CFに到達。
それでもなお、勤め人継続することによって、
不動産事業からの収益は手を付けられることなく積みあがる。

勤め人の給与だけでも生活はできるし、
高給・質素生活なのでなおかつ貯金が進む。
結果として2024年3月に2,000万円追加投資して
2件の戸建が増えた。

私はまだ45歳なので、
あと10年も勤め続けたらCFは200万を優に超えるだろう。

息子の教育費などタカが知れている。

息子が成人する前に
「ド派手な賠償責任」を負わされるようなイベントでも発生しない限りは
安泰である。

勤め先のビジネスも比較的堅調に見える。

私は下っ端なので情報がないが、
現場の兵隊は外交など気にする必要がないのと同様、
私は1案件1案件を確実に仕留める(安く買う、高く買う)だけである。

総合的に見て最大のリスクは
「健康」に移ってきている気がするのである。

20代の問題はカネであった。
30代で少々「女」に寄り道をしながら、カネの問題にカタを付けて、
40代で「女」の問題を処理。
やっと男子一生の課題である、カネと女をクリアしたような気がする。

あとは産まれた「時間」という至上の価値を、
如何に使い、死ぬかということが問題になっているのだが、
これの回答はまだ出ていない。

起業か、政治か。
勤め人としてまだ完全にドロップアウトしているわけではないから、
勤め人としての出世という方向もある。

あえて斜めに横切って、
他の女を捕まえて第2家族を形成するという生き方もあるだろう。

まさにカネと女の問題の先にある「時間の自由」という問題は、
自由が故の難しさがある。

この自由が次の災いを招く可能性もある。
典型的なのが飲酒やギャンブル、他事業に手を出して損失を出す、
異性問題(女問題の未解決が招く厄災)。

常に油断はできない。

私の場合には次の方針が定まらず、
勤め人継続を選択した。

徳川家康も秀吉に屈服したのが1586年頃、まさに45歳である。
その後1590年、49歳にして関東移封、さらに関ケ原までは10年。
14年も待ったのである。

私などまだまだである。
ここで調子に乗って起業するなどは、
徳川家康公が秀吉と徹底抗戦するような愚策だ。

豊臣政権にはハッキリ見えた欠点があったのである。
それは、実子がいないという点だ。
これはいずれ秀吉が死ねば大問題なることが、
家康には見えていたのだと思う。
秀吉に優秀な息子OR後継者でもいたら、
家康は臣従戦略は取らなかったかもしれない。

話がそれるので戻す。

家康公のゴールは天下統一のみならず、
徳川家の長期支配だったのである。

私のゴールは経済的自由の獲得、SAT家としての永続体制の確立である。
神君家康公が45歳で舐めた辛酸と比べれば
さほどの難事とも言えぬ。

慎重に慎重を重ねて、勤め人に臣従する。
大家業をさらに強くする。

関ケ原の戦いは万難を排して、勝つべくして勝つ。

天下分け目の合戦はまだ先だ。

つづく