2024年8月9日(金)

日々雑感

本日岩手から千葉に戻る。
市川IC周辺で事故発生して、予定より2時間遅れて帰宅した。

あと10回も帰省すれば両親は死ぬだろう。
兄貴が岩手に帰ったのであとは任せる。
財産もどうやら不動産を合わせて5,000万円程度のようだ。

農作業用機械がおそらく最も価値がある。
売るのがベストだが、
兄貴が7人家族で帰るのだから、
安くても米を作るのが正解か。

兄貴の時代になったら
少しカネを払おうと思う。
米60㎏で大体卸売価格15,000円と言う。
安い。
小売価格で買ってやろうと思う。

今メールフォルダを見たら、
致死量の勤め人仕事のメールが受信フォルダに入っており、
そっとウィンドウを閉じた。
上司や同僚が急ぎの対応が必要なモノだけ返信してくれているようだ。
ありがたい。

今年妻の相続がほぼ完成して、
勤め人収入がほぼ不要になっている。
もはや勤め人を続ける必要はないのだが、
続ける。

私が勤め人卒業を遅れてしまった理由の1つは

ソコソコの学歴と勤め人としてのキャリアアップ()に成功してきた
ことがあると思う。
ずっとブラック労働をしていたならば
もっと副業に全振りしていたと思う。

そしてたらもっと早く必要に迫られて勤め人を卒業していたと思う。

もう1つは、30代の妻をもらったことだ。
すぐに出産、育休、産休コンボで妻の収入が減って、
保育園料金を負担させられて、収入の増加と
家族コストが相殺されていく流れができたことだ。

長期的に見れば、妻の相続でそれを上回る収入がもたらされることになったし、
20代前半の嫁を貰っていたとしても、
子供が先送りされるだけだ。

この点は誤差だ。

やはり学歴というサンクコストバイアス、
さらに転職年収UPという、短期的な成功にパワーを使いすぎたことが原因だろう。

自分としてはホワイト企業なのだが、
退職者の数と残っている人材の質の高さを見るにつけ、
けしてホワイト楽勝企業ではない。
私も知らず知らずのうちにパワーを投下していたのだと思う。

完全に出世から距離を置いて、
社長を含めて社内から「そういう人」扱いを受けるようになったが、
その前はかなりコミットしていたのだ。

特にここまで良い企業に居てしまうと、
40代中盤で抜けるのは本当にもったいない。
給料が大きく伸びる前の30代前半でやめてしまうのが、
本当はいいのだろう。

著名不動産投資家で若くして卒業しているのは、
大体それほどの学歴も優良企業でもない人が多い。

金持ち父さんのキャッシュフローゲームで暗喩される通り、
高給職は勤め人に気持ちが持っていかれてしまい、
本当の意味で資本主義の王である資本家への道が
隠されてしまうのだと思う。

それに確信を得たのが2018年の聖丁ラジオ(私39歳)なので、
聖丁がせめてあと10年早く世に出てくれればと悔やまれるが、
まあ仕方がない。

40歳から50代中盤までの給与は高い。
これを捨ててわざわざ起業して
同額を稼ぐと思うと、吐き気がする。

30代前半であれば時間があるから、
遠い将来の高年収は捨てて、それまでにもっと稼げる基盤を作ればいいという
いい意味での見切りができるのだが、
目の前の高年収をなげうって、
未完成の資産だけを持って辞めるというのはどう考えてもわりに合わん。

仮に60歳までに回収可能な給与総額が15年で3億円としたら、
1年でも長く働いてこれを回収しつつ、
資産を積み上げてから、60歳で満を持して退職するのが最善だろう。

まあ、初代の私は色々ミスったところがあるが、
3人のムスコにはもう少し資産家成りを早くするだけの基礎を持っておきたい。

次世代のために捨て石になる覚悟で、勤め続けよう。

をはり