2024年8月28日(水)

日々雑感

全然カネ増えねえな。

いつも思っている。

2024年9月の予算を作った。
私は毎月予実管理をするのだ。

想定BSは
資産 198百万
負債  89百万
純資産109百万
と、なっている。

一方で2023年9月の実績を見ると
資産 178百万
負債  79百万
純資産 99百万
であった。

純資産を見れば年10百万円増加している。

資産は確かに2件買ったので20百万程度増えている。
負債も借入が増えたので10百万増えたのだが、
返済が進んだので、純資産としては10百万増えたのだ。

手元の現預金は常に2百万円程度でアップアップなので、
豊かになっている感覚が全くないのだが、
BSで俯瞰してみれば、
純資産が10%の速度で増加しているのである。
レバレッジもかけているのだから、
ROE10%経営ができてまあ当然と言えば当然。

このペースで60歳まで巡航速度で進むと、
純資産は4億弱まで増えるらしい。
雪だるま(スノーボール)ってヤツはデカくなれば
巻き込む雪の量が増えるので、
1回転当たりの体積の増加率が2次関数的に増加する。

資本家の一族を作る難しさは「初代・創業者」にある。
2代目以降、3代目になってくると、既に20代にして、
持っているスノーボールがデカいのである。

羨ましい限りである。
まあ、その一方で、ゼロからスノーボールを作る過程こそが、
一番楽しかったりするのだから、
私はそのために今の両親から生まれることを選択したのだなと思うわけだよ。

さて、

2023年9月のBSを見ていると、
まだカードローンが残っていた。
金利は3.9%だったが、
これがゼロになっている。

残高は650万もあったのに、今は解約してある。
解約して同じ3.9%で、関西みらい銀行の不動産担保ローン、
1,000万円、3.9%に借り換えたのである。

さらに新規の借入も500万円起こしている。
にも拘らず、総借入は1,000万円しか増加していない。

何かというと、毎月1百万以上元金返済を行っているのである。
現預金12百万、負債99百万にしておいても良かったのだが、
私の性格的に、現金をホールドしておくよりも
借金を返すことの方に重きを置いてしまう。

性格的なモノもあると思うし、
借金取りをやってきたので、金融機関が好きではないから、
返してしまおうという意識が向くのかもしれない。

大体、不良債権ってヤツは、銀行と事業者が生み出しているところがある。
一番いい例は住宅ローンである。

戸建業者が高値で売る。
その、高値を支払うために住宅ローンを銀行が組ませる。

買い手はアホだから、長期返済のプランが甘い。
甘いならまだマシで、そもそもプランがない。
結果デフォルトするのである。

中小企業向け融資もひどいもので、
自社で製造するより安いから、中小企業の下請けに出す。
価格をさらに叩く。
結果赤字受注になる。
赤字を埋めるために銀行が融資する。

返済不能なるのである。

結局「いい人」「頭の悪い人」が損をすることになる。

中国に進出した企業も、
軒並み撤退している。
投資は回収できないし、ノウハウを取られて、
中国人が別法人を作って、自前でもっと安く生産されてしまう。

本当にアホだ。

不良債権は作られるべくして作られていて、
それを処理するために、私を始めとして、
優秀(笑)な勤め人が机上の空論みたいな再生計画を策定する。
弁護士やら会計士、中小企業診断士、不動産鑑定士を
そんな茶番で動員しているのだ。

まあ壮大な茶番である。
結果、大手企業はますます強くなるのだ。
日本の企業がそれで強くなって、世界を相手に経済戦争をしているのだから、
まあ、そんなものだ。

消費税だって、あれは単なる輸出補助金である。
そもそもフランスがGATTの規制を潜脱するために開発して、
それを日本が真似をしたのだ。

結果トヨタが強くなったのでそれはいい。
しかし日産は日本の下請け企業を苦しめて、レバノン人の私腹を肥やさせた。
本当にバカバカしい。
日産の下請け企業が再生ステージ、破綻ステージにあるのを何度も見た。

マジメ腐った顔をして働いているが、
壮大な茶番に付き合っているのである。
長く勤め人をしていると、そういう国家、世界で繰り広げられる茶番が見えてくる。

しかし、この壮大な茶番ってヤツが案外曲者(くせもの)で、
これを是正しようとすると、中川昭一さんや、安倍元総理のように、
さくっと殺されるか、田中角栄のように失脚させられるのだ。

茶番に付き合わないと言うと死ぬのである。
ウクライナの戦争も欧米の兵器の在庫消化に過ぎないのだが、
悪のロシア、正義のウクライナみたいな茶番をやっている。

結局、一個人としては、この茶番に参加せざるを得ないのである。
世界はどこまで行っても繋がってしまったのだ。

私も勤め人としてこの茶番には参加する。
出演料はしっかり頂いて、
政府の中小企業政策、法人優遇という茶番を利用して、
不動産事業を拡大させて、SAT一族としての千葉ー東京エリアでの
小豪族化を進めて、遺伝子の安定的拡大戦略に乗る。

壮大な茶番に参加しつつ、
自分の茶番を開催するのである。

その茶番を見て、ああでもない、こうでもないと言いながら、
楽しみつつ寿命を迎えたらそれでいい。
不老不死になってしまったら、終わらない茶番に付き合わされる。
それは御免だ。
人生は有限だからこそ楽しめるのである。

をはり