財布を無くした。
私は決めた。
財布は原則として持たないことにする。
カード類は全てカードケースに入れてバックの奥深くに沈める。
PAYPAYをやむを得ず導入して
スマホは常時手持ち+紐で結ぶ
これしかない
平成の勤め人であればアウトなスタイルだが、
現代ではリュックすらOKなご時世。
やむを得ん。
今後、私の頭脳も体力も衰えていくだろうから、
ますます万全を期した管理が重要となってくる。
失うことを前提にすべてを組み立てる必要がある。
さて
財布を無くしてしまうという失態を犯しつつ、
私は思った。
そろそろ勤め人は潮時だと。
終わりを決めて働かないと、雇っている側も決められないので、
引き際はある程度ハッキリさせておいた方が親切だと思う。
とはいえ、「いつ」、と、言い切れるものでもない。
常識的に考えると、三男が大学を出る14年後なのだろうか?
おいおい、俺は59歳まで勤め人かい!
となる。
勤め先の社長も40歳代前半で今の企業をMBOしたので、
私も事業をやるとしたら今がギリギリのところだ。
事業をやるとしたら、という留保が付くのだが、
私は事業をやりたいのか?
という疑念がわく。
私のいう事業とは、社員を雇用しなければいけない規模感である。
美人秘書1名は採用したいと思うが、
労働力としての社員は原則採用したくない。
採用するとしても、社会で勤め人が勤まらない息子や親戚くらいにしておきたいのだ。
確かに企業を大きくするには
自分より有能な社員をたくさん採用するのが近道である。
自分より有能な社員を自分より低いコストで使って利益を出すのである。
世の大企業はそうやって巨大化して莫大な資産を形成したのだ。
人(労働力)のレバレッジは私が思うに、
一番強い。
金融、ITのレバレッジも強いが、これを使いこなすには、
私は少々頭が古くなってしまった。
となれば労働力のレバレッジが最も有効だ。
しかし、
私は別に大企業を経営したいわけではない。
月100万円程度の自由にできるカネを得つつ、
実際は月30万円程度でブラブラ生活したいのである。
と、いう訳で今すぐ勤め人卒業説は否決だ。
しかし59歳(三男の大学卒業)までというのは宣言するのが逆に怖くなる。
言った以上やらないといけなくなる。
私は一回吐いた言葉を撤回しない主義だ。
せめて大家だけで月200万のCFができるまでとしよう。うん。
早速、今のペースで投資していったら、いつ月200万円に達するか計算してみよう。
現在家賃(満室時)月120万円‐返済月33万円(残存期間5年以上の長期債務のみ)≒87万円
短期の公庫借入や、倒産防止共済を除いてしまうと、私は結構借金が少ない。
既に満室時月87万円もあるようだ。
月200万円って程遠い気もする。
毎年1つ貸家を買って、月5万のCFを作っていくとしよう。
すると、残り113万円÷5=22.6年
うーむ。
68歳になってしまう(笑)
年1件ずつ貸家を増やすピッチでは遅いのだろう。
2倍速にしてみると、11.3年。
私は56歳。
なんだか現実的な数字になってきた。
いずれにしても60歳ニアリーだ。
4件買えればいいのだが、実力的には2件が限界だ。
やはり定年まで(今の所得水準が維持されるのであれば)シコシコ勤め人をやることにしよう。
むしろ私が卒業の時期を決められるほど、甘い業界でもないだろう。
銀行員でも55歳には役職定年で給料が減らされたり、
出向転籍の憂き目に遭うのが常識だ。
私だけ60歳まで今の水準の報酬が得られるとは思えん。
家賃収入の伸びの方が減給の幅よりも多分上回る。
労働力は加齢と共に減少するが、
資産は規模が拡大すればするほど、拡大のピッチを速める。
組み合わせるには相性がいい。
今日は本当に思うままに書いてしまった。
をはり