万全の体制というのはなかなか整わない。
大学受験や資格試験のようなもので、
誰もが「準備不足」で本番に臨むのである。
期日は決まっている。
その時までの準備で戦う以外にはないのだ。
勤め人卒業も100%万全はない。
月150万円のCF(世帯)が実現しても勤め人卒業を躊躇(ちゅうちょ)している
私が言うのだから間違いないことである。
私は勤め人をしたら寝たきりにでもなるつもりなのだろうか?
いや月150万円の不動産CFがあったら本当に寝たきりでも大丈夫だと思う。
幸いなことに激務パワハラも経験して、45歳まで五体満足で勤め人を卒業できるので、
当然、何かしらのビジネスは行う。
月150万円のCFを食いつぶすだけの人生にしてたまるものか!
そう思う。
であるから、勤め人でそれに更に100万円のCFを上乗せし続けることに、意味があるかと言われたら。それほどないと思う。
今の勤め人の仕事が、男子一生の仕事であるとは思えない。
極めて日本らしく、不良債権の市場が進化した、変な世界だ。
私が不良債権業界に参加した時はもっと自由で殺伐としていた。
外資、サラ金、商工ファンド、銀行に不動産屋、DD屋。
「権利に眠る者は法的な保護を得られない!」
と、ばかりに回収しまくる世界であった。
それがどんどん日本人らしい規制に規制を何重にも重ね塗りする得意技によって、
不良債権マーケットが歪められてきた。
この変な歪みはますます大きくなるだろう。
あるべき姿に戻すべきだと思うのだが、そうはいかない。
本当にこの業界を愛しているのなら、
政治家として立法によって変えなければならない。
が、そこまで愛しているわけじゃない。
卒業後は、大家業から宅建業に進出、貸金業やコンサル、リフォーム、産廃などを手掛けたい。家族で拡大できるビジネスにしていきたい。
麻生さんの企業グループのようなデカいSATコンツェルンになってほしいと思う。
その大望の前に、上司の二人や三人など、どうでもいい話だ。
社長の丁稚がクダを巻いているにすぎん。
燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんやである。
をはり