2024年10月12日(土)

日々雑感

なんだ、月曜日は休みじゃないか?

気づいて幸せな気分になるのは、
勤め人根性である。

ま、それでも幸せを感じることは悪いことじゃない。
さて、
日曜日は次男と三男を連れて、東京大学を見学しに行く。
彼らも小学校4年、5年になり、
周囲がお私立中学受験のための準備を始めたことで、
勉強ー勤め人ルートの存在に気が付いたらしい。

三男の将来の夢は東大に行って医者になる。
らしい。
いい目標だ。
医者になって何をしたいのかは知らんが、
勝手にしたらよろしい。

私は東大は見事に落ちた。
ついでに私の母校も散歩してみたい。
学生時代に住んでいたあのビルはまだあるだろうか…。

さて、今日は歯医者に通院して、歯を治す。
私の歯は頑丈なのだが、
唯一左奥歯の2番目が欠けている。
これは小学生の頃に治療した歯だ。

少し黒ずんでいただけなのに、削って詰め物をするから、
弱いのだ。
今の歯医者は多少黒いだけでは削らない。
大きくしないように甘いものを食うな、
歯をしっかり磨けという。

こっちの治療の方が正しいと思う。
但し、歯医者としては儲からないと思う。
なんで儲からないことを言うのかと思ったら、
この歯医者の入っているビルは、
先生の自社ビルなのだ。

金があると正しい治療をする。
貧乏な医者は危険だ。

まあ、資本主義だから当たり前なのだ。
貧乏人が政治家になるから、裏金も必要になるのである。
政治かはビジネスで成功した者がなるべきだ。

私の場合は初代だし、
事業家みたいな成功はないだろう。
もう遅い。

将来の子孫たちの中には政治を志す者もあらわれるだろうが、
その時はくれぐれも資産をキッチリ積み上げた上で、
挑戦してほしい。

資産形成は難しくない。
① 定職につく
② 給料をもらう
③ 生活費を給与の半分程度に抑えて、貯蓄、種銭を貯める。
④ 種銭をビジネスへ投資する(上場株ではない)
➄ 貯蓄を並行し、ビジネスからの収益と合わせて再投資する。
⑥ 延々と続ける

株式投資もいいのだが、
いかんせん、バブルのピークから20年、
株価は下がり続けてきた。
下がり続ける時流もある。
タイミングが悪ければ勤め人卒業が20年以上遅れることになる。

早ければ3年、5年で経済的自由が獲得できるビジネスの方が良い。
勤め人+大家は特に手堅い。
ある程度太い実家があれば猶更だ。

SAT一族の繁栄のためには、太い実家が1本存在し続ける必要が、ある。

まずは一族のメイン事業は「不動産」であり、
この事業は一族で最も保守的な男が就任する。

親族はその周辺ビジネス(リフォーム、税理士、司法書士、不動産管理、仲介等)で起業して収入を得る。
海軍で言うと、まず空母。
これが不動産事業だ。
この事業の責任者は、山っ気のある人間ではダメだ。
ギャンブル嫌い、酒嫌い、女嫌い、金スキ。
こんなタイプが望ましい。

今のところは私の次男が望ましい。
顔の造形が良く、オラついている三男は不動産仲介やリフォーム、解体等をすれば良い。
長男は頭がよいが、究極の怠け者だ。
怠惰な賢い男だ。
これは使いどころが難しいが、カネにもそれほど執着がないから、
顧問的な立場でフラフラ生かしておく。
顔は良いので、良い嫁を貰わせて子孫繁栄要員にでもなればよろしい。

まあそんなことを考えて歯の治療だ。
ナッツ類を食べるとすぐにダメになる。
つくづく歯は大事だ。
親からもらった歯が一番強い。

10月の返済予定だ。
なんと元金の返済だけで毎月82万円だ。
すさまじい返済負担である。

不動産の家賃は年間1400万円なのだが、
金利を含めると毎月の返済が100万円に達する。
不動産のCFを上回る返済を行っている。
無論その原資は給料だ。

物件購入のローンは①、②、③、⑥
この4つだけなので26万円、
リフォームローンが④、➄
個人ABCに関しては借りなくても良いのだが、
借りて、繰り上げ返済をしている。
繰り上げ返済をしても返済額据え置きにする。
返済額がそのままで、
追加でABCのローン返済負担を発生させているわけだ。

債務8,000万円に対して、20年の与信を貰ったのに、
わざわざ10年に短縮させている。
なぜこんなことをするのか私も謎だ。

本能が借金を拒絶しているのかもしれない。
金利に対する悪いイメージが深層心理に刻まれている。

それもあるし、
毎月50万、60万とキャッシュが積みあがっていくと、
あれ?
これは勤め人しなくていいのでは?
と、心が反応してしまう。
そうなると勤め人はもう続けることができない。

人は案外弱いものだ。
勤め人の8割は、3億円の宝くじが当選したら、
勤め人を辞めてしまうだろう。

労働力確保のためにも、
国民の大多数は貧しくしていてもらわなければならん。
私は自分で自分を貧乏と勘違いさせて、
勤め人継続の動機づけに使っている。

そんなに頑張れないよ。オレ。

をはり