2008年9月購入ー2018年12月ローン完済
購入時の経緯は上記を参照してください。
りそな銀行から13年、当初金利2.375%で510万円を妻名義で借りました。
ノンバンクからは3.9%、
カードローンでは3.5%で借りている私が、
なぜこの緩いローンを完済させたかについては説明が必要です。
ローン残高は約120万円まで減っていました。
だまっていても後3年もすれば自動的に完済になったので
急いで繰り上げ返済する必要はありません。
また、現在(2019年1月)アサックスへ融資を申し込みしています。
金利は5%以上ですから、
繰り上げ返済をやめて、その資金でアサックスからの借入額を減らすのが
最も有効な資金の運用ということになります。
それでもなぜ私は2号物件、りそな銀行の借入を完済したのでしょうか?
りそな銀行の借入人は「妻(個人)」
私が把握している限り、妻の借金はこれだけです。
(内緒で他にあったらびっくりですが)
私に何かあっても妻に借金を残すわけにはいかないという思いがありましたので、先に完済したかったので、収益性は無視して完済しました。
2号物件は既に妻から法人に売却済だった
「本来担保物件は勝手に名義を変えてはいけない」
ということが銀行との金消契約、または抵当権設定契約書に書いてあったと思います。
2号物件(3号物件)を法人に譲渡したのには理由があります。
2016年3月に育児休暇期間が終わり、妻が勤務先を退職。
実家の不動産会社の手伝いをすることになりました。
実家の不動産会社からは給料は出ないので折角なら妻を私の扶養にいれて配偶者控除を取ろうという作戦に出たわけです。
配偶者控除を取るには所得が38万円以下でなければならないので、
2号物件を持っていればそれだけで年収100万円で、どうやっても所得が38万円以下にはできないのです。
そこで物件を法人に売却して、無収入にして、
法人から毎月8万円の給料(申告が必要ない金額)にしたのです。
不正な状況は早めに改善したい
本来抵当権を設定しているりそな銀行の許可なくして不動産を譲渡するのはルール違反。それを理由に妻が一括返済を迫られるのは忍びない。
法人へ譲渡を決めた時点で、「いざ一括返済を迫られたら返せばいい」と、見切り発車をしてしまったことは否めない。
(高田馬場の物件は残債が2,000万円以上あったので、これを賃貸に出したうえに抵当権付で譲渡して一括返済を求められたらヤバいと思って個人名義のままにしました)
将来妻も不動産会社の社長になるわけですし、りそな銀行の過去情報に、変な履歴を残されても困るので、さっさと完済したわけです。
その後、税制改正されて配偶者控除に収入制限がついた!
夫の年収が1,120万円(所得900万円)以上あると配偶者控除が使えない。
という改正がなされもう運用が始まっています。
ぐむむむむむむ
この改正のせいで妻の配偶者控除が使えなくなってしまいました。
38万円の控除は大きいですよ!
税率40%ならば15万円もの節税効果です。
つくづく思いますが、勤め人で高給を取ると、バカみたいに税金を取られた上に、貧乏人に与えられる控除が適用外になっていきます。
だから最もいいのは、
勤め人+アルファで、勤め人の収入は低めに抑えておいて、
所有している法人で利益を出すことです。
勤め人の収入自体を自分の法人の売上で受けたいという気持ちすら芽生えます。
まとめ
人生初の長期ローン完済(奨学金除く)を経験した話でした。
グレーなことは止めておくのが一番ですね。
一つグレーが解消して気分がスッキリしました。
さっそく2号物件はアサックスさんの共同担保に!!!
をはり