隠せば隠すほど…

借入の話

私は不動産投資も借金も隠さない

私は勤務先でもどこでも借金が1億円弱あることは隠しません。
あえて大きな声で宣伝することもありませんが、
昼休みを30分長く取って、借入のためにちょっと新橋の
三井住友トラストローンアンドファイナンスへ行くとか。
同僚にも話してから行きます。
大体「?」という反応が返ってきます。

実は昔は「ちょっと・・・」と、お茶を濁したような言い方をしていた時期もありました。
勤務先に対して不動産を買っていることを隠そうと思ったこともあります。
でもあまり隠しすぎるのは逆効果です。

隠すと邪推するのが人間というもの

20代のころは、交際相手の有無とか、
どんな相手とつるんでいるとか。
そんなことがよく話題になったものです。

不思議なもので、交際を隠せば隠すほど
「あいつとあいつは怪しい」とか
「あいつは実は変な奴らと普段付き合っている」

という、うわさが流れます。
私もよく嘘のうわさに悩まされたものです。
人は隠すと知りたくなったり、うわさをしたくなってしまいます。

だから私は本質的に重要な部分以外は全てオープンにします。
不動産投資をしていて借金をして買っていることも、
明らかにしてしまうと、人は自分の知識の範囲で勝手に理解し、
そして興味を失ってしまうのです。

上手い嘘つきは事実を言い、嘘は1つだけ

嘘を管理する方法は1つ以上の嘘をつかないこと。
隠したいことは言わないが、それ以外の事実は全部言うことが最善の情報管理です。怪しまれると相手は調査に乗り出します。
調査をされてしまうといずれ隠している情報は明らかになってしまうでしょう。

複数の嘘は管理が難しくなります。
世界は事実の積み上げでできているので、
嘘の上に積み上げた嘘は崩れやすくなります。
嘘は極力つかない。
隠したいものは徹底的に見えなくしてしまい、
それ以外の事実は明らかにしてしまうことが重要です。

鍵のかかっていない金庫は開けたくならない

「金庫」の画像検索結果

テレビでよくやる〇〇年開けられていない金庫を開けるシリーズ。
なぜ視聴率が取れるかと言えば、
「空かない」からです。
中身は空っぽでもいいのです。
隠されているという事実に人は注目してしまう本能なのです。

だから金庫にそもそもしまわない。
金庫をあえて置いておき、
泥棒に持って行かせるというくらいがちょうどいいのです。

同僚は私が不動産を沢山持っていることは知っているが詳しいことは聞かない

私は不動産投資をすることは勤務先に申請。
設立している法人の決算も毎期社長に自主的に提出しています。
すると不思議なもので、誰も私が何をしようと関心を持たれなくなります。

そうなのです。
人は「隠しているから調べるけど」
相手が隠していないと
「どうせ隠さない程度のどうでもいいことだ」
と、脳が勝手に判断してしまうのです。

私が毎月50万円ほど不動産キャッシュフローが出ていて、
お前らに毎晩奢ってやってもびくともしない収益性が出ている。
ことまで調べようとはしません。

おそらく私が借金をして不動産を買い進めていることに対しては、
借金までして不動産を買って頭悪いなコイツ。
くらいにしか思っていないでしょう。

だって、私が有給を取って公庫に借りに行く時にかけられる言葉が
「大変ですね」
だから。
『いやいやいやいや、
給料だけで教育費払って、ゴミみたいなタワマンに35万年ローン組んでいるあなたの方が大変ですけどね。』

と、言いたいのはヤマヤマですが、そこは「そうなんっすよー、ボロ家なので修理費用がかかってしょうがないっす~」と、言っておきます。

隠していることは当然ある

人間40年も生きていたら、オープンにできないことの1つ2つは当然あります。
私も思いつくだけで7つはあります。
でもそれは墓場まで持っていきます。
絶対に言えないことですし、
生きているうちに処理をして、
この世になかったことにしてから世を去らなければいけないレベルの隠し事です。

この情報は絶対に出せません。

こう書くと気になってきませんか?(笑)
実際はありません。

大体人の相談とか「お前だけに相談するんだけど」
って情報は実際聞いてみると、どうでもいい話であることが100%です。

まとめ

情報はどんどん出して出して出し切ってしまいましょう。
我々レベルの低級庶民が持っている情報には何の価値もありません。
それを出してしまうことによって、
アナタが本当に隠し通したい唯一の方法は守られるのです。

木を隠すなら森なのです。

をはり