赤井誠先生

有名不動産投資家列伝

久しぶりの有名投資家列伝
今日は赤井誠先生をご紹介したいと思います。

健美家のコラムも長らくご担当されております。
「191話 サラリーマンを卒業することだけを目標にしないで欲しい」
https://www.kenbiya.com/ar/cl/baby/191.html

191話は最近私が悩んでいた問題に答えて下さっているような内容でした。

結論としてはもう皆さん仰る通りですが、
勤め人卒業自体を目的化してはいけないということです。

私も実はこの点で悩んでおりました。
もう道半ばまで勤め人卒業迄迫っている自信があるのですが、
それをして何をするんだ?
という疑問です。
Youtubeもネット芸人もイマイチ共感できない。

私がやりたいポジションは既に天才サウザー師匠がやってくださっているので、そこで劣化互換バージョンである私がやる意味もありません。

申し訳ないのですが、
セミナーや書籍化というのも今更私程度の中途半端な知識では公表する意味もありません。

引退して家で子育てをするなんて「まっぴらごめん」です。
やはり私の能力を最大限に発揮するためには、
会社組織の中で世のため、人のためにもなることです。

さて、話がだいぶ逸れました。

赤井誠さんは私が25歳頃の時からブログを読んでいました。
私もこんな風にアパートを買ってみたいと思って、
色々さがしたこともありました。

結局融資が得られず、諦めた時に芦沢晃先生の著書に出会い、
ああ、こっちだこっちだ。
と、思って軌道修正しました。

このお二人に共通するのは、理系、そして勤め人でもかなり優秀な能力を持っていることが推測できることです。
しかし、その優秀な人をもってしても勤め先で出世はできなかったということです。
不動産投資業界ではカリスマ的な地位を作ったお二人ですが、
勤め先では役員まで到達できないという事実。

つまり、勤め人の難易度は相当高いのです。
恐らく1部上場企業でしたでしょうから、
東大卒の方が役員にはズラっと並んでいるのではないでしょうか?

サラリーマンの世界の難易度は不動産頬や業界より圧倒的に高いのです。
サラリーマンの優秀な人たちが不動産に同じパワーで参入してきたら、あっという間にこの業界もレッドオーシャンになって、私のような中途半端なヤツは市場から叩き出されてしまいます。

赤井誠先生のような勤勉でDIYもできる人で、
ちょっとサウザー師匠のブログの先生である、あだち先生のようなストイックさを感じます。
特に一時ギャンブル中毒であったところが似ているかもしれません。
また、幼少の頃に御父上がご病気で、お母様が大変苦労されたというエピソードもあり、環境があの強靭な精神力を育んだのかもしれません。

私のように、大工仕事はメンドクサイ、勤め人卒業したい。と、ヘラヘラしている軟弱ものとはわけが違います。

特にリフォームやアパートの設備に関してはとても勉強になります。

赤井さんが不動産投資をスタートなさったのは多分40代?ではないかと思いますので、かなり遅いスタートかもしれません。
自宅も購入後で、DIYをやり尽くしたと書いてあったので、住宅ローンもあったと思います。

私の場合には28歳からスタートしているので、
赤井さんよりは、かなり時間のメリットが取れている気がします。

でも私はおそらくここから赤井さんのような事業規模や財務体質は実現できない筈です。
人生に対する真摯さが足りないからです。

今の赤井さんはお子様も大きくなってお金も手もかからない状態になって、まさに無双状態。
私は一番下の子が成人するまであと18年です。
いつまでもホワイト勤め人ができるかもわかりません。

業界的に高齢になるとできない仕事ですし。
なかなか厳しいですが、赤井先生に喝を入れて頂いた思いがしたので、今回ご紹介させて頂きました。

まさにカリスマです。
著書は2冊読みました。
是非買ってみましょう!

をはり