賢い人ほど子供を作らない

相続・教育・次世代

先進国程少子化が進んでいる

合理的に物事を考えることができる人であれば、
本能に振り回されることはない。
本能に逆らって論理的な行動をとることは野性味あふれる人からすれば難しいことである。

その意味で、生殖本能に従って子供を作り、
育児をすることは、自分の時間、資金を投下することなので、
自分にはリターンが見込めないことである。

投資は親がする。
リターンは子供が得る。
親としては合理的に考えれば子供を作るメリットがない。
事実先進国程、少子化が進む。
日本も東京ほど出生率が低い。

これは1世代のみの判断としては合理的で正しいが、
人類という大枠で考えると非常に好ましくないことは自明だ。

育児や教育という行為は「一世代の利己主義ともいえる合理性」から見れば極めて損な行為である。
遺伝子の生殖本能に抵抗して生殖しない、もしくは避妊するのが正しいかもしれない。
発展途上国の貧しい人たちが人類全体のことを考えてSEXしているとは考えられないので、私の仮説はまんざら間違いとはいえまい。
先進国の中流階級は経済的負担を回避するために避妊する。
富裕層にとっては教育費など屁でもないので、子供が多いケースもある。

知能が低い親しか子供を作らない

人口減少が加速するというデメリットもさることながら、
合理的な判断をする知能が高い人が子供を作らず、
非合理的で本能に従うタイプの人ばかりが子供を作ると、
遺伝子的に本能に従う合理的な判断ができない人口が増える。

ということが今後、人類に生じる可能性がある。
しかしこれは私の100世代後?
いやもっと進まないと顕在化してこないだろうから、
特に考える必要もない。

現代では子供を産む、育てるは自己決定権の1つで、他者から強制されてはいけないものである。

ちなみに私たち夫婦は子供3人である。
現代日本人夫婦としては多い方である。
当然ならが私の知性はかなり低い。
妻もそんな私と結婚する選択をするような人間なので高いとは言えないと思う。

話が見えません

焦ってはいけない。
文章は起承転結。
今3段目なので「転」だ。
ここから話は転換する。

子供を作ることを合理的な人はどのように納得すればいいのか?
家事、育児の夫婦間での分担はどうする?

私は比較的合理的な判断ができる人間ではあるので、
子供は1人いればいいかなと思っていた。

しかし、一人だと死ぬリスクがある。
あと障碍者だった場合、私の遺伝子が絶えるリスクもある。
そうなると2名が望ましい。
さらに踏み込むと二人では人口が増えない。
3人いた方がより増える。

リスクヘッジで2名、社会貢献で+1
妻の姉が生涯独身なこともあり+1
そんな感じで子供が3人いることを自分に納得させている。

もちろん合理的に考えれば子供はいない方が経済的には豊かになれるし、
妻との時間を持てるわけだが、それを理解した上でNEETになることを諦めてまで教育資金を稼いでいるわけだ。

理屈では合わないと分かっていつつ、社会のために子供を作ったわけだ。
一方で世界規模で見れば人口は増加傾向にあるので、
人類の重さで地球がつぶれないように増やさない方がよいという判断もいいと思う。
しかし、まだまだ人類の公共心は国家の枠組みを超えられていない。
そこまで含めて私は人間だということだ。

よって知性があって、合理的に計算できる人でも
子供を増やす選択をした人は素晴らしい決断と犠牲を払ったと自慢して良い。
独身者に称賛を請求することはできないが、自らの誇りとしてよいのである。

これが1点。

次に育児、教育という負担の問題

これはそもそも夫婦で話し合うべき問題だ。

匿名掲示板やSNSで同情を集めるものいいですけど、
まずは夫婦で話し合うべき問題です。

でも、単純な興味として、よその夫婦の質問って面白いですよね?

「夫は毎晩飲みあるいているのに、私が1日同窓会に行こうと思っても一晩だけ子供を預かってくれることもしてくれません!」

とか

「妻が専業主婦なのに私が幼稚園の送迎も食事も洗濯もします…」

とか

もうなんか興味惹かれまくりますよね。
これはなんなのでしょうか‥‥。

同質化圧力が強い日本人のDNAに埋め込まれて比較本能なんですかね(笑)。
ふとそんなことを思いました。

それで終わりかーーーーーーーーーー。

をはり