為替のことは全く分からん。
株価の変動と同じく、
為替のことは全く分からないのである。
個人的な意見に過ぎないが、
考えない、発信しないというのも進歩がない。
まず、誰が見ても分かることは、
「アメリカがとんでもないインフレになっている」
という事実である。
ランチを1,000円以下で食べることができる日本とは違い、
アメリカはなんでも間でも値上がっている。
つまり、ドルがたくさん供給されてきたということである。
消費意欲が旺盛なので、
どんどん売れる。
売れるから値上げする。
そういう経済的には好循環が生まれている。
日本では30年以上お目にかかっていないインフレと言う状況である。
消費意欲が旺盛な人(企業)は借金をして投資、消費をするから、
金利を下げれば、借金をしてまで投資、消費をする人が減る。
結果インフレが鎮静化させるというのが、
教科書的に正しい対応なのだと思うし、
実際FRBもそのように動いている。
しかし解せんのは、
ジャンジャンバリバリ市場に供給された米ドルに対して、
(デフレ下のバカな)緊縮財政によって供給が絞られてきた日本円が下がるのか?
私は全く理解できない。
日米の金利差ということで説明するのが一般的だ。
確かにそうだろう。
日本円で100億円、金利1%で調達してドルに換えて、
ドルで預金しておけば5%の金利が付くのだから、
皆そうしている。ということなのかもしれない。
しかし、外貨預金の金利差を得る目的だけで、そこまで円安が進むだろうか?
私はおかしいと思っている。
そもそも再び円が120円程度に戻れば、4%程度の金利差など吹っ飛んでしまう。
145円から120円に戻ったら18%も減少することになるんだけど、
年4%だとして回収に5年もかかってしまう。
為替手数料も考慮したら5年以上だ。
と言うわけで、これは為替相場が操縦されているのだと思う。
ビットコインでも、
爆上げしたところで、素人が参入して、天井から突き落とされる光景が見られたが、
同じことが起きているだけだと思う。
ドルを高くしておくことはアメリカにとっても良いことだ。
海外の安い製品を買いまくることになるので、
物価上昇も抑える効果が期待できる。
労働移民も増えて、給料の上昇も抑えられるだろう。
当面ドル高にしておいてインフレが鎮静化してきたら、
どうせドル高は是正される。
それは私が思うよりずっと早いと思う。
とてもじゃないが、金利差程度の利益を狙って外貨預金みたいな商品を買う気にはなれない。
安くなった円を仕込んでいる投資家が恐らくたくさんいるはずだ。
私は円安は相場操縦だと思っているので、
これには参入しない。
参入するには知識がなさすぎる。
せいぜい円安で恩恵がある企業の株を持つのがせいぜいだ。
中国製なんてなくなればいい
中国で生産すると安いからと言って、
中国製のスーツを買えば一瞬で破れるし、
靴もすぐソールがはがれる。
Iphoneの充電ケーブルもなぜかすぐに「このアクセサリは使用できません」
最悪だ。
是非円安にしてもらって、
日本製が市場にあふれるようにして欲しい。
なんでもかんでも中国から買うのは安全保障上も大いに問題だ。
いざ戦争になったら、
輸入も輸出もできないのだから、
基本的には必要な分のモノ・サービスは国内でカバーするように政策的に誘導してほしいものだ。
アメリカとだっていつまた戦争をやらねばならなくなるかもしれない。
その時にアメリカの兵器ばかり持っていたら勝てない。
食料だって、国内で100%自給できないと、開戦と同時に日本は飢え死にである。
危機管理の基本はあり得ないことに備えることである。
資本主義の論理ではありえないことに備えることは「無駄」とされる。
だからあり得ないことに備えるためには
「政府」が主導的に取り組まねばならない。
それをしてこなかったのが統一自民党教会である。
国民はさっさと参政党に支持政党を変えないと、
国家が滅びるね。
間違いない。
をはり