著名投資家の還暦
2000年前半に不動産投資をスタートした先駆者たちの今を見る。
40歳前後で不動産投資を開始し、約20年を経過。
還暦を迎えた投資家も多い。
これらの賢人たちの今が興味深い。
60前後となり、老後の心配もなく、お金に困ってはいない。
将来の相続に備えて資産の組み換えや子弟の教育をしながら、
自由に生きているようだ。
恐らく私も似たような人生を送るのだと思う。
私の現在の経済状態
勤め人大家を自称している私の経済状態は、
勤め人の稼ぎだけで、家族5人、問題なく生活していける状態だ。
その稼ぎを法人に貸付し、
不動産を増やし、債務を返済している。
この状態をあと10年も続けると、巡航速度でも、
私の法人の収益が私の勤め人の稼ぎを上回るだろう。
無論3人も息子がいるので、
教育費の負担もあるが、
それを含めても勤め人の稼ぎで十分賄える。
全員私立の医学部にでも進まない限りは、
法人の資産を取り崩すことはないだろう。
バカな勝負でもしない限りは手堅い経済状態だ。
何かしたいこともない。
勤め人の労働環境に満足しており、
不動産への投資も既にルーティンのようにこなせている。
勤め人の仕事は天下国家のためになる仕事だ。
不要なものを不要な人に押し売りするような仕事ではない。
先祖に恥じぬ勤め人だ。
それもあって、勤め人卒業という目的は、私の人生のテーマになり得なかった。
世の中の勤め人の大多数は不遇なる状況にあえいでいるのだろう。
であればこそ、FIREとか経済的自由というテーマがこれほどもてはやされている。
私の人生は経済的には仕上がった状態であり、
これからは守りさえしっかりしていれば何もなく老い、死んでいくのだろうと思う。
目標がない人間の目標は誰かが持ってくる。
そんな目標を持たない私に、大きな仕事が回ってくる。
間違いなく天下万民のためになる仕事だ。
私のような下賤な者にはもったいない大事である。
無目的に生きる者の目的は、世間が持ってくるのかもしれない。
けして否定的に言っているのではなく、
この天下から与えられた大仕事は謹んで受けるべきかもしれぬと思う。
勤め人を卒業して家賃で生きる人生も悪くないが、
おそらくその状態もすぐに慣れてしまう。
勤め人卒業のチャンスがあるたびに、
何か見えない力が働いたかのように、
私を勤め人に引きとどめられてきた。
(多額の納税、その他公表できないこと)
盤石なる財務体制を構築して、巡航速度に入った今、
そんな天下の大仕事が、勤め人としての私に回ってきた。
置かれた場所で咲きなさい。
という言葉がある。
まさに私はある場所に置かれようとしている。
咲くか咲かぬかは私次第だ。
まあ、折角ここまで勤め人をやってきて、
良いキャリアを積んできたので、
最後に天下のために奉公しようかと思う。
その後に新たな世界が見えるかもしれない。
今日は本当に雑記。
あいすまんと思います。
つづく