株価の暴落に見る不動産投資との比較

株式投資

株式投資とよく比較される不動産投資ですが、
私も160万円程度株式に投資しました。

2019年8月5日に、
米中貿易摩擦を理由として、
株価が大きく下げました。
毎日株価が変動をしますが、
それにイチイチ理由をつけて議論するのは
株式投資の面白いところです。

これはきっと株の市場で生きている人が
暇だからでしょう。
そんな理由は最大公約数を集めただけの話で、
市場で取引をした投資家1人1人がそれぞれの思惑を持って、
それぞれの理由で取引した結果に過ぎません。

理由を1つにする必要はありません。

これを不動産に目を転じても同じことでしょう。
北海道北広島市の激安戸建を売る人は
「老人ホームに入る」から要らないので売るのかもしれません。
それを買う投資家は「貸家にして貸して家賃を得るから」
その値段で取引するのです。

株の場合には企業Aの支配権の1億分の1が均一で
細分化されて流通していますから、株式1つ1つが全く同じものですが、不動産は1つ1つ個別性が強いだけの話。
事実、株式の持つ特性を不動産に当てはめたものがREITであります。

私に売るつもりがなく、配当を得たいだけなのに、
お前の持っている株の値段は1000円だ!
と、毎日毎日価格提示されるのが株の特徴です。

不動産を持っていても確かに、
お前のワンルームマンション、700万で買うぞ!
と、勝手にダイレクトメールを送ってくる不動産屋が居ます。

売るつもりもないのに、勝手に値段を付けられるのは面白くありません。
高い値段であれば多少ニヤリとできますが、
安かったらとても不愉快です。

配当目的でJTを持っており、
その人材のすばらしさと、インフラのような巨大なシステムを有する三菱商事や住友商事、三菱UFJ銀行の割安さと、配当利回りの良さを評価して買っているだけなのに、
いちいち勝手に値段を付けてくる株式市場と言うものは
実に厄介な存在です。

でも、いつでも売却できる「市場」があるというのは、売りたい人にとってはとても便利な存在です。
私もいつか売却することもあるでしょうし、買うこともあります。
その際に市場が存在することは極めて有益なことです。

以上のことから株式市場に向き合う正しい姿勢は、
「自分の都合がいいように使い、雑音は聞かない」という姿勢でしょう。
不動産も同じですね。
自分の希望する価格で買い、希望する価格で売却する。
保有期間の収益(家賃、配当)を得るならば、いくらの価格が付こうと無視。
割安だと思ったら買い、割高だと思ったら売るだけの話。

イチイチ市場が勝手につける値段に一喜一憂も右往左往もする必要がありませんね。
不動産も同じく。

私の区分も相当値上がりしていますが、
ソコソコの利回りで回っているので、売る必要もありません。
ま、3,000万円で買う人がいたら売りますけど(笑)。

内心、株かの下落でイライラしているのですが、
自分の心を落ち着かせるためにこんな記事を書いています。

をはり