新築ワンルームを買うと人生チェックメイト(される方)

新築ワンルームDis

新築ワンルーム ダメ 絶対

いきなりスタートして後ろに走り出すようなもの

今更言うまでもない議論ではあるが、
不動産投資で
「新築」ワンルームマンションからスタートを切ると
出足から大きく遅れてしまうことになる。

勤め人人生40年

人生は短い。
特に人が大学を卒業して労働して給料を得られる期間は
浪人・留年等を一切しなくても
大卒23歳から65歳に過ぎない。
たったの43年である。

この約40年を1日も早く
労働収入に依存せずに
楽しく生きられるようにしたい。
そしてその手段が不動産であるならば、
自分が持っている、

① 時間
② カネ
③ 労働力
④ 信用

これらを「最高の効率で」
運用していく必要がある。

Sooner is Better

理想は大学生をしながら起業でもして
商売を作って、
卒業までにその事業を売却。
売却代金で優良株でも買って、
配当だけで生活できるレベルの資産を形成することだ。

天才であれば高卒、中卒で実現しても構わない。
そう

「早ければ早い方が、人生をエンジョイきる」

「若いうちに豊かさを手に入れることができる」

控えめに言って最高だ。
不動産で実現するには、
どんなに若くても30歳まではかかるだろう。

我々のような凡人であれば35歳。
家族を先行して持ってしまうと50歳が現実的な線だ。

「仕上がる」のに時間がかかる不動産投資

それほど「仕上がる」迄に時間がかかる不動産投資で
出足から新築ワンルームマンションを買ってしまったら、
それだけで「チェックメイト」された状態になる。

① 時間
② カネ
③ 労働力
④ 信用

④信用を大きく失ってしまう。
信用とは②カネを「借りる」力を失ってしまう。
カネを借りる力とは、「将来の労働力を売って得られるカネ」を担保に
金融機関から融資を受けられる力だ。
これを取り上げられることを意味する。
それが新築マンション投資である。

将来の稼ぎを新築ワンルーム屋に献上

30歳で35年ローンを組んだとして、
完済時は65歳である。
私の築40年のマンションたちは都心でも600万円前後だ。
35年ローンを組んでローン残高と共に減る物件の価値。
その間に得られる収益はローン返済で消え、
さらにリフォームやハウスクリーニングで消える。

恐らく新築ワンルームマンションを売った営業マンは5年もその
販売会社にはいないであろう。
販売会社自体が倒産する可能性も高い。

人生、その将来を担保に借りた金は、
新築ワンルームマンション販売会社によって
キレイに分配されてしまっている。

悲劇である。

絶対になくならない新築ワンルーム投資

それでも「新築ワンルームマンション」業界はけしてなくならない。
なぜならば
「バカは常に一定確率で出現する」
のである。

やっぱり確率論のバカ探し

世の中には私のような普通のルックスの男性もいれば
同じ斎藤だが、斎藤工(さいとうたくみ)のような
顔面偏差値70オーバーのような男性もいる。

そう、顔面と同じように、脳にもレベルの差があるのだ。
100万人の男性が要れば、
8割は勤め人、80万人
借金をしてワンルーム買えるほど
稼ぎがあるのが、そのうち30%で 24万人

新築ワンルームを買う前にろくに調べない、営業マンのいう事を鵜呑みにするバカが
そのうち5%もいたらどうか。

1万2千人だ。
1棟50戸の新築ワンルームが何棟売れるだろうか。
240棟だ。
十分採算に合う。

法律で規制でもしない限り新築ワンルーム被害はなくならない。
新築ワンルームはすぐにはオーナーを殺さない。
毎月の稼ぎからわずかにカネを奪っていく。
サブリース、ローン金利、修繕積立金・・・
寄生虫が宿主を殺さないように栄養を奪うように
少しずつ毎月奪うので、大きな問題にはならない。

35年殺しの新築ワンルームと即殺の不動産ビジネス

一方で2018年に発生したカボチャの馬車ブランドによる
シェアハウスはオーナーを殺して奪うビジネスモデルであったため、
大きな社会問題になった。

法律で規制するならそっちが先であるし、
そもそも規制にはなじまない。

何が言いたいかと言うと、
せめて私のブログを目にした人だけでも救いたい。
と、いうことだ。

全員はおそらく救えないだろう。
でも不動産投資市場の健全な発展を願う中年としては
日々警鐘を鳴らし続けずにはいられない。