子供には毎日同じものを食べさせる

食事

休日の食事は私が作る

私は自分の食事を自分で作る。
子供ができてから、妻の食事はあまり食べたことがない。
そもそも私の食生活は糖質制限だったり、
突然ベジタリアンになってみたり、
妻に対応不能な食事傾向である。
そもそも自分の食べ物を他人に作ってもらうという方が気持ち悪い。
自分で作る。

そしていつの間にか休日の子供の食事は私が全て担当している。
(妻が昼まで寝ているので仕方ないという話もある)
朝食のみならず昼食、夕食まで私の担当である。

食事は毎回決まっている

朝食は同じメニューしか作らないことにしている。
中身は
① 玄米 200g
② 豆腐 150g
③ 海苔 1枚
④ 納豆 1パック
➄ 鮭の切り身 30g
⑥ 卵1から2個
不動のメニューである。
糖質、タンパク質をバランス良く配合している。
全く同じものしか作らないので、
会社から帰宅する際にコンビニで揃う。
メニューを考えるのは時間の無駄なので、これに決まっている。

昼食はフルーツとアイスクリームである。
子供はアイスクリームが大好きだ。
大好き過ぎて困るほどだ。

以前は昼食とは別に与えていたこともあったが、
「確実にデブになる」
子供がブタになっていくのである。

しかし、子供はそれでもアイスクリームが大好きなので、
苦肉の策として、アイスクリームを昼食として与えることにした。
結果、痩せてきて子供達は標準体重に落ち着いた。
アイスクリームがない時はフルーツ。

ちなみに「おやつ」的なものは一切与えない。
禁止である。
1日3食以上は絶対に与えない。

夕食はほとんど冷凍餃子である。
たまにスシローのテイクアウト寿司。
長男のみなぜかイタリアンが好きなのでピザやドリアを食べる。

牛は草をライオンは肉を食らう

色々な種類を食べなさい。
と、大人は言う。
しかし、私はこの説に大いに反対だ。

牛は草を食う。
ライオンは肉を食う。
いやそれしか食わない。

人間はなぜ色々なモノを喰らうのか????
人間だけ特別なのだろうか?
それは違うと思う。
人間は原初にあって、色々なモノを喰わざるを得なかったのだろう。
飢餓と格闘する中で止むを得ず食ったのだろう。
そう、パンダが笹を喰わざるを得なくなったように。

ちなみにエスキモーはアザラシと魚しか食わない。
野菜など一切食わないのである。
それでも普通に生き残ってきた。

よって私は野菜を喰えとは言わない。
そもそも日本の野菜はEUであれば禁止されているような狂った農薬をこれでもか!
と使っている。
異常なまでに形が整っていないと店に並べられない。
品種改良が極限まで進められており、
原種の形は失われている。

人間は人間らしいものを喰うべきなのである。
本当は肉と魚だけを子供にも食わせたいのだが、
妻は納得しないし、子供は肉も魚もあまり好まないので止むを得ない。

しかし、それでもなるべく同じものを与えたい。
なぜならば消化には必要な酵素が決まっており、
雑多なものを同時に食うと消化が難しくなるからだ。
腸内細菌のバランスも変化してくるだろう。
子供のくせに風邪をひきやすいとか、
皮膚に異常があるというのは100%食事に問題がある。
病院に行く前に食い物を見直すべきである。

それでも残念ながら平日には私の管理が行き届かず、
ジジババがお菓子など与えるものだから、
私の息子達も風邪をひくことがある。
自分の遺伝子を次代に承継する孫に対してお菓子という毒を与えるのだから始末が悪い。

話がそれたが、色々なモノを喰わせるのは良くない。
同じものを毎日食うべきだ。
と、私は思う。

旧石器時代の食事が恐らく人間の理想とするメシだ。

農耕が始まってせいぜい2千年かそこらだと言う。
人間はそれまで、狩猟、採集で食って来た。
特に大型哺乳動物を追って、アラスカ、シベリアまで人類はその生存領域を広げてきた。
肉、魚、まずこれらが間違いなく人間の食うべきものだろう。
次にナッツである。
木の実やフルーツ。
しかしこれには季節性がある。
どんな季節も食えるわけではない。

せいぜい1年のうち3カ月程度に留めるべきだろう。
木の実は保存がきいたはずだから、
半年でも良いかもしれぬ。

そしてさらに大事なことだが、
毎日食事をしてはいけないという事実だ。

旧石器時代の人類は間違いなく「食えない日」があったに違いない。
それでもサルから進化する長久なる時間を生きてきた。
飢餓に対する抵抗力があり、
飢餓常態にあってこそ、その本来の能力が発揮される。

よって最低でも週に1日は「断食」をすべきだ。
理想は3日に1食。
実際の旧石器人類はそんな生活をしていたことだろう。

特に冬には動物以外に食えるものはなかったと思う。
動物が取れなければ死あるのみであったはずだ。
食うや食わずの毎日とは「日常」なのである。

現代では浮浪者ですら餓死する者はない。
慢性成人病を患っている方が多いだろう。
そして成人病の原因は誤った食事と過食なのだ。

子供にもせめて週に1度は断食日を導入して欲しいのだが、
これも妻の反対にあってうまく行ってはいない。

まとめ

私の食事は朝なし、昼ナッツ、夜肉か魚
それに加えてマルチミネラルビタミンとフィッシュオイルである。

毎日不変だ。
肉と魚も塩と胡椒だけで食べる。
本当は避けたいのだが、味に飽きるので醤油とカレー粉だけはOKとしている。

息子達にも同じ食生活をさせたい。
こころからそうしたい。
しかし、母親がそうはさせない。

食うべきものを自分で考えることなく、
皆が食べているモノを与えようとする。
悲しいことだが仕方がない。

私は自分の身体を利用して、
老年になっても健康を保持し、自らの理論の正しさを証明し、
息子達に承継し、私の子孫たちに伝えて欲しいと思う。

つづく